ココカラのおしゃれ講座 骨格＆カラー診断 講義4
講師：小島 葉子

普段着でおしゃれに差がつくポイント

特に奇抜なファッションをしているわけでもないのに、なんだかちょっとおしゃれな感じの人っていますよね。
ふつうの人とどこが違うのでしょうね？

実はそんなふうに見せるためのポイントはいくつかあるのですが、今日はその中から、同じアイテムでも「ちょっとした着こなしの差」でおしゃれに見えたり、そうでなかったりする例をお見せしたいと思います。

まずはこちらをご覧ください。

トップスを全部スカートの上に出してかぶせて着ています。
お腹の出っ張りが気になるし･･･ついついよくやる着方かもしれません。

確かにお腹が隠れているので、着ている本人は安心感があるのですが、じつはこの着方、案外着太りしてしまっているかもしれません！
少なくとも私の場合（写真）はそうですね。上半身を大きく見せてしまっているのです。

こちらの着方だとどうでしょうか？

トップスの裾の一部をスカートに10センチほど挟み込んでいます。
スカートの見える長さが長くなったので左に比べてすっきりとしていて、上半身の大きさも、前ほど大きくは感じません。

ならばトップスの裾を全部スカートの中に入れたら！？
足長効果も出て上半身の面積も小さくなり、もっとすっきりするのでは？

･･･と思いきや、
ウエストを全部見せたことで、ウエストの太さを強調してしまっています。

また、ウエストの位置が上がったことで、実は肩幅の広さも強調されてしまうのです。
足長効果も、だれもがスタイルアップする技ではないのですね！

いかがだったでしょうか？
このように、ウエストの処理をどうするか？どう着こなすか？は、スタイルアップやおしゃれ感を大いに左右します。

人によって、どの着方が似合うのかは違いますので、鏡の前でウエストの位置を上下して、自分に似合う着方を見つけてください。

ちなみに、講義２と講義３でお伝えしました骨格バランス®診断のタイプにより、似合うウエスト位置はおおよそわかります。

ストレートタイプさんは、ジャストウエストか少し下めに。
ウェーブタイプさんは、ジャストウエストかハイウエストに。
ナチュラルタイプさんは、ローウエスト気味にされるかウエストラインを隠す。
とバランスが良い場合が多いです。

詳しくは、個人差がありますので、骨格バランス®診断をしているサロンなどで診断してもらうのも良いですね。

ご参考までに、私自身は骨格バランス®診断ストレートタイプです。
その中でも肩幅が広く、胸板が厚く、腰位置も比較的高めなので、足長効果が逆効果になり着太りしてしまうタイプ。

実際にこのコーディネートで出かけるとしたら、さらにポイントとなるロングネックレスなどで「上半身に縦割り効果」を足して、いっそう上半身のボリューム感を目くらましすると思います！

同じ服でもちょっとした着こなし方で見え方は変わってきます。
これだからおしゃれは楽しいのですよね。

次回は「好きな色と似合う色　パーソナルカラーって？」です。
お楽しみに♫

ご受講後のお願い

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講師プロフィール

パーソナルファッションコーディネーター
小島 葉子(こじま ようこ）

講師インフォメーション

▼ブログにてほぼ毎日おしゃれ情報を発信中

▼著書『あなたの好きな服が、似合う服になる』

▼著書『もう悩まない！素敵になれる大人服のルール』

▼イラストレーター 中島 慶子 ホームページ

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