「好きな色と似合う色 パーソナルカラーって?」
ココカラのおしゃれ講座 骨格&カラー診断 講義5
講師:小島 葉子
好きな色と似合う色 パーソナルカラーって?
このようなお悩みはありませんか?
・ピンクが似合わない
・いつも同じような色の服ばかりになってしまう
・華やかな色の服は気後れする
・クローゼットの中が白、黒、紺、ベージュばかり
・これぞ!という口紅の色に出会えない
・チークが似合わない
もし、いくつか当てはまるようならそれは、
「好きな色と似合う色が違う」ことが原因かもしれません。
洋服や化粧品などを買うときは「好きな色」のものを買いますよね?
ですがそれが「似合う色」と違っているとき、上記のようなお悩みが出てくるのです。
ところで、「パーソナルカラー」という言葉を聞かれたことはありますか?
パーソナルカラーとは「似合う色」のこと。
一色だけのことをさすのではなく、似合う色の「傾向(グループ)」のことです。
パーソナルカラーを服やメイクでお顔周りに配すると、お顔の影を飛ばし、明るく健康的な美肌に見せてくれるのですよ。
年齢を重ねるとお顔は毛穴が開いたり、しわやたるみ、くすみといった「影」が気になってきます。
そんなお年頃の私たちこそ!
ファッションやメイクに、パーソナルカラーを効果的に取り入れたいものですね。
「華やかな色は気後れする」というかたも、
パーソナルカラーなら、お肌や血色、瞳の色など、その人の持ち前の色素に馴染み、かつ映える色ですから、派手過ぎて浮く心配もありません。
そんなパーソナルカラーは、大きく4つのシーズンに分類されます。
これら2つは「ブルーベース」と呼ばれる青みがかった色で、更に左上は「サマー」、右下は「ウィンター」と呼ばれるグループです。
黄みがかった色のグループ(1枚目の写真)と、青みがかった色のグループ(2枚目の写真)の色味の差がおわかりになるでしょうか?
この「スプリング」「サマー」「オータム」「ウィンター」のうち、どれかのグループの色が、あなたの「パーソナルカラー」になる場合が多いのです。
たとえば下に2種類のピンクがあります。
お好きなのはどのピンクですか?もしこの4色の中から1色をチークとして選ぶならどれにしますか?
写真左側の、黄みがかったオレンジっぽいピンクはイエローベースのピンク
右側の、青みがかったパープルっぽいピンクはブルーベースのピンクの一例です。
冒頭の質問で、「ピンクが似合わない」というのがありましたが、じつは誰でも、イエローベースかブルーベースか、どちらかのピンクは似合います。
逆に、どちらかのピンクは似合わないのです。
・似合う色味(イエローベースorブルーベース)は決まっている。
・買うのは好きな色。
だから、似合う色と好きな色が違う人は、いつも似合わない色味のピンクの服・チーク・口紅を買って付けてしまうのです。だから「ピンクが似合わない」と思い込んでしまう。
本当は似合うピンクがちゃんとあるのに!
もったいないですよね。
自分のパーソナルカラーがわかったら、今まで似合わないと思いこんでいた色の中にも実は似合う色があることがわかり、着られる服の幅が広がります。
ピンクもブルーもイエローもグリーンも・・・
自分に似合うのは黄み系?青み系?どちらの「色味」なのかがわかれば、何色を着たって派手過ぎず華やかに楽しむことができるのです。
冒頭のようなお悩みのある方は、ご自身のパーソナルカラーを知ることで、洋服や化粧品などの色選びの問題から解放され、似合う色をまとうことによる美肌効果やおしゃれの楽しみを実感していただきたいと思います。
またの機会に、パーソナルカラーの自己診断の方法などもお話しいたしますね!お楽しみに♪
ご受講後のお願い
今回の「ココカラのおしゃれ講座(連載)」はいかがでしたか?
ぜひ、ご受講の証として、スキ❤️を押してくださいね。
ココカラPark編集部の励みになります!
(*記事の下の方のハートマークを押すだけです。)
講師プロフィール
パーソナルファッションコーディネーター
小島 葉子(こじま ようこ)
講師インフォメーション
▼ブログにてほぼ毎日おしゃれ情報を発信中
講座のイラストを制作されているのは中島 慶子さんです。素敵なデザイン画をたくさん制作されています。よろしければ下記をご覧ください。
▼イラストレーター 中島 慶子 ホームページ