キレイと健康を叶える3つの食ポイント!
キレイと健康♡姿勢 講義9|講師:田中 久美子
キレイと健康を叶える3つの食ポイント!
ここ十数年、一日の締めくくりとして365日大切にしている時間があります。
それは“夕食(晩酌)前のお祈り”。
「神様、ご先祖様、今日も一日お見守りいただきお陰様で家族皆無事に過ごすことができました。ありがとうございます。―中略―こうして美味しい食事とお酒をいただけることに感謝致します。いただきます!」
いいこともそうでないこともあった一日。
今日という日を労い、食の命、そして生産者の皆さんへの感謝を込めて祈っています。
きっかけは、以前ある蔵元の杜氏、蔵人さんとお話をする機会があって、国酒でもある一滴を醸すために心血注ぐ姿に感動したこと。
感謝して一献を傾けたいと思えたからです。
そうして日本酒について学びきき酒師になり・・・晩酌にはお気に入りの日本酒をいただいています。(話が長くなりそうなので本題へ移りますね!)
さて、昔から東洋医学では“医食同源”といい健康に生きるための食をとても大切に考えてきました。
私たちも毎日の食事があって生きています。
そこで今回は姿勢からちょっと離れて、からだにいい“食”についてお伝えできればと思います。
閉経後、血糖値は上がりやすくなる
血糖値のコントロールはポイントの一つと言えます。
なぜなら糖分が高いと血液が汚れ、キレイと健康を維持していくのは難しいからです。
特に更年期以降は女性ホルモンが減って血糖値が下がりにくくなるため、若い頃に比べて糖尿病のリスクも上がります。
めまい、動悸、冷や汗、ほてり、頭痛、イライラといった更年期症状とよく似た不調は糖尿病の初期にも現れるそうですので気をつけましょう。
では、以下でチェックしてみてください。
□ 閉経している
□ 食事の時間が不規則
□ 太り気味
□ つい間食をする
□ 揚げ物が外せない
□ 甘いものが好き(夕食後のスウィーツがやめられないなど)
□ 野菜をあまり摂らない
□ 炭水化物大好き!
□ 運動不足
□ 血縁に糖尿病の人がいる
いかがでしたか?
ほぼほぼ当てはまっている・・・という方もいらっしゃるかも知れません。
年齢的に代謝が落ちることやこうした生活習慣が中性脂肪や血圧などが上がりやすくなる要因になりますが、あきらめないでくださいね。
今ココから改善していきましょう!
キレイと健康を叶える3つの食ポイント!
食べ過ぎに注意する。特に夜の炭水化物に注意。
食べ過ぎは血を汚しますし、胃や腸、肝臓に負担がかかり続けることになります。
ココカラ世代は寝る前のエネルギーとしての炭水化物(糖質)は控えめに。
私は晩酌に糖質の高い日本酒をいただくので夜の炭水化物抜きを実践しています。
最初は物足りないと感じますが、慣れてくると翌朝のからだが軽やか!
からだを冷やす食べ物を控える
入れるより出す!老廃物がしっかり排泄されるよう血流やリンパの流れをスムーズにしていくことが大切です。
36度5分〜37度の体温を保てるよう一年を通じてからだを冷やさない食生活を意識していきましょう。
からだを冷やさないことは巡りを良くし本来の免疫力を発揮することにもつながりますよ。
× 甘いもの、南方系の食べ物、水っぽいもの、油っぽいもの、柔らかいもの、白いもの
例)寒い季節の夏野菜やバナナなどの南方の果物、スムージー、白砂糖を使ったもの(クッキー、ケーキ、その他菓子、料理)、牛乳、ヨーグルトなど
× 添加物などの化学物質
例)スナック菓子、インスタント食品、ステロイド薬、解熱鎮痛剤など
水分やお酒の摂り方に気をつける
水分を摂り過ぎるとむくみにつながり、摂らなさ過ぎると老廃物が溜まります。
また、過度の飲酒はNG。ちなみにビールはからだを冷やし、日本酒や赤ワインはからだを温めてくれます。
水分補給は日頃から少量をこまめに摂ることを意識してみてください。
参照:「リンパケア検定2級」一般社団法人日本リンパ協会著
ぜひ旬の食材を!
現代は交通網やネットが発達し、季節問わず様々な食材が手に入りますが、和食を中心とした昔ながらの食事がベストです。
住んでいる気候風土に適応した旬の作物を食す。「身土不二」が大切。
これからの季節は大地の恵みをたっぷりと含んだ美味しい旬の食材が出揃いますね〜楽しみ〜♪
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講師プロフィール
整体師、セラピスト
田中 久美子(たなか・くみこ)
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