50代からの私の断捨離
ココカラのおしゃれ講座 骨格&カラー診断 講義26
講師:小島 葉子
50代からの私の断捨離
気軽なお出かけがはばかられた昨今、おうちの中のあれこれに意識が向き、
お洋服も、新たに買い足す前に手持ちのものを整理してみようという方も多かったのではないでしょうか。
何を隠そう私もそのひとりで、ちょっと思い切った断捨離をしてみました。
私の場合で言うと、若かりし頃の断捨離は、流行遅れのデザインのものを処分して、くたびれたものは部屋着に格下げ!という感じだったのですが、50代も半ばとなった今、取捨選択の基準がちょっと違ってきています。
そこで今日は、50代以降の方におすすめする、私なりの断捨離の取捨選択の基準をお伝えしていきたいと思います。
1.とにかく着てみる
40代、50代以降は体型に変化が出やすいです。
私の場合で言えば、年々増量中!
1年前、いや、2年前となら確実に体型が違ってきています。
私とは逆で、ダイエットしたわけでもないのに、デコルテ周りやヒップなど、逆にお肉が薄くなってきている方もいらっしゃいますよね。
そこで今回の断捨離では、とにかく全部の服を着てみました!
そして、自分の体型を悪く見せてしまうものはとりあえず処分することに。
パンツやスカートなら、腰回りのシルエットなどを重点的にチェックしてみます。
すこしでもキツそうならアウト。
これを履いていて「素敵に見えることは絶対にない」からです。
くれぐれも、「ウエストのホックが留まるからオッケー♪」ではないですよ(笑)。
もっと広い視野で、鏡から離れて、全体のシルエットをチェックします。
トップスなら、背中側も鏡に映してみます。
2年前には無かったはずの段々が背中に出現している!そのシルエットを拾ってしまうような素材やサイズはもうアウトです。
これも、それを着ていて「素敵に見えることは絶対にない」ですからね。
そう!50代からの断捨離の取捨選択の基準の第一は「今の自分を素敵に見せてくれるかどうか」「今の自分に似合うかどうか」です。
「高かったから捨てるのはもったいない」「また痩せるかもしれない」と思うなら、即処分せずとも、とりあえず段ボール箱にでもまとめておくといいと思います。諦めきれない自分に猶予を与えてあげるために(笑)。
ちなみに私は、たんすの1段を待機用の引き出しに決めています。
2.くたびれた服を部屋着に格下げしない
これは本当に私の個人的な考えかもしれませんが、年齢を重ねれば重ねるほど、自分で自分を大事にしたい、ないがしろにしたくないと感じています。
若い頃なら、毛羽立ってきたセーターや肘が伸びてきたスエット、膝が出てきたジーンズなど、外へ着て行くにはちょっと・・・という服は部屋着に格下げしていました。
それでも気にならなかったし、むしろ合理的な良いことのように考えていたと思います。
だけど今、もう汚す子供がいるわけじゃなし、家にいるときだって高級なものじゃなくていいから小綺麗な格好をしていたいと思います。
くたびれた格下げ品を着ている自分は、若かったころよりもずっとみすぼらしく見えると気づいたから!自分をみすぼらしく感じるなんて良くないですよねぇ。
というわけで、これはもう数年前からですが、私は部屋着には部屋着用の服を買うことにしています。
着心地がよくてラクで、取り扱いに気を使わなくて済むような価格のものでも、パーソナルカラーや骨格診断の知識を使えば、スッピンでも顔映り良く、体型を活かしてくれるものがいくらでも見つかります。
「誰に見せるわけでもないのに・・・」なんて本当でしょうか!?
いちばん大事な家族が毎日見ていますよ!(大して見てないかもしれないけど、笑。)
以上、クローゼットがすっきりし、このご時世でちょっと停滞していたお洒落への意欲が復活してきた私の断捨離法でした。お役に立ちましたら幸いです。
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講師プロフィール
パーソナルファッションコーディネーター
小島 葉子(こじま ようこ)
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