衣替えを機にワードローブの見直しをしてみませんか?
ココカラのおしゃれ講座 骨格&カラー診断 講義17
講師:小島 葉子
衣替えを機にワードローブの見直しをしてみませんか?
そろそろ衣替えの季節です。
ちょうど良い機会ですので、ワードローブ(手持ち服)の見直しをしてみませんか?
クローゼットを開ければ服はたくさんあるのに、「今日着て行く服が無い!」と慌ててしまう経験は、多かれ少なかれ誰にもあると思うのですが、こうなってしまう原因は、ワードローブ構築のまずさにある場合が多いです。
コーディネートがむずかしく、いつも同じような格好になってしまう人もそう。
自分に似合う、TPOにふさわしい服装で毎日を気持ちよく過ごすために!
衣替えを利用して、ワードローブの見直しをしてみましょう。
1.色あせたり、取れないシミがついてしまった服、傷んだ服、着古した服は除きましょう
特に50代以降、こういった服を着て「素敵に見える」ことはまずありません。
衣替えの機会に、着古した服・くたびれた服・傷んだ服は処分されることをおすすめします。
処分するのは寂しいような思い入れのある服なら、別のところで取っておきましょう。
2.ざっくりと「仕分け」しましょう
まずは、「よく着た服」と「あまり着なかった服」に分けてみます。
よく着た服で傷みの無いものは来年も着る可能性が高いので、お手入れをして来年まで取っておきます。
3.着なかった服を分析してみましょう
買ったものの着なかった服は、残念ながら失敗買いだったのかもしれません。
失敗買いを繰り返さないためには、着ない服の傾向を把握しておくことをおすすめします。
それは着心地が悪かったのかもしれませんし、顔映りの悪い色だったのかもしれません。
思い切って買ったものの大胆過ぎて着られなかった、コーディネートしにくかった・・・など着なかった理由を考えてみます。
ただしその際に注意していただきたいのが、「大雑把に切り捨てない」ということ。
たとえば、「スカートは似合わない」などのように大きくくくってしまうと、着る服がなくなってしまいますし、実際、「どんなスカートでもとにかくスカートは全部似合わない!」なんていうことはありえませんよね?
誰だって、似合うスカートもあれば似合わないスカートもあるはずです。
そんなときはもう少し細かく分析してみましょう。
たとえば、「ヒップラインがフィットしているスカートは似合わない(↔ヒップの上にギャザーやタックがあれば似合う)」とか、「チノやデニムなど、素材がゴワゴワしているスカートは似合わない(↔柔らかい素材なら似合う)」などというように。
「素材」「柄の大きさ」「色」「ボリュームの出る位置」などをヒントに分析してみると正解に近づきやすいですよ。
4.よく着た服や褒められアイテムも分析してみましょう
「鮮やかな色が意外と顔うつりが良かった」「大きな柄が褒められた」「思い切ったデザインの服が意外と他のアイテムと合わせやすかった」・・・など、よく着た服は何が良かったのかも分析してみることをおすすめします。
こういった服は、来年以降少しずつ買い足していっても良いですね。
いかがでしたでしょうか?
今年の経験を活かして来年からは失敗買いを減らし、褒められアイテムを増やす!
そのような作業を毎年繰り返していくことで、クローゼットやタンスの中には、「自分に似合って」「使いやすい」服ばかりがそろっていくことと思います。
そうなったら、お洒落するのが楽しくなりますね!
衣替えの機会に手持ち服の見直しを!おすすめです。
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講師プロフィール
パーソナルファッションコーディネーター
小島 葉子(こじま ようこ)
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