小学生の女の子と65歳の私の二人で手芸工作あそび
縁があって、小学生の女の子といっしょに週一回「手芸工作あそび」をしている。英語でいうとワークショップとなるのだろうか・・・。
絵を描いたり、手芸工作好きということで意気投合した「手芸友だち」である。
今までに、包みボタン、人形、フェルトでパカパカケース、時計、リース、クリスマスカード、匂い袋など制作した。
そう!ココカラ大学のサイトで紹介した手芸小物もいくつか入っている。
器用な友だちなので、どれも2〜3時間で完成できた。
2人で・・・と言っても黙々と作業に熱中してしまい、スーの昼寝の吐息しか聞こえて来ないような日もある。
だいたいの準備は私がしておくのだけれど、先日は「作り方はわからないけれど、やってみたいことがあって・・・」という理由で、毛糸のボンボン作りの用具を用意しておいた。
2人で、あーだこーだと説明書を読めばなんとかわかるんじゃないか?と見切り発進だ。
ボンボン作りの用具は、なんとも不思議な形をしており、これでどうして丸いボンボンになるのかと、まったく想像もできないほどよ。
友だちは、
「やったことあります!それ、同じの持ってる!」
と歓声をあげ、親切になんども教えてくれた。
仕組みと原理がやっとこ理解できたときのうれしさはひとしおでした〜♪
コロコロと整った形のボンボンが作れるうれしさに、余り毛糸でいくつも作ってしまった。
これらを、バスケットにつけて冬仕様のバスケットにすることをすぐに思いついた。
よっしゃ!目的が定まれば、ボンボン製造にいっそう勢いがつくというものである。
バスケットの編み目の隙間に毛糸を通して、ボンボンを一つずつ結びつけていった。
持ち歩いていると、体に擦れてボンボンが重なったり位置がずれたりしてしまうけれど、それもまた表情となり、かわいく思えるものだ。
…..........................
手芸工作の材料となりそうなものが、納戸の木箱に詰まっている。
アクセサリーの金属のパーツとか、リボンとか針金とかね、色々。
手持ちのものを、何か新しいものに生まれ変わらせる・・・といっては大げさかもしれないけれど、いつでもスタンバイしている材料たちなんだから、なんとか使いこなしたいものだとは常々思っていること。
活用し、減らしていく方向でとね〜。
以前、フリマで購入したコットンの小さな布袋。
アロマオイルを一滴〜二滴ほど垂らした綿を布の小袋に詰め、匂い袋にすることを思いついた。
友だちといっしょに、
「ヒモ替えてもいいよね」
「ヒモに何か通す?」
「今日は時間あんまりないから、刺繍とかしないで、スタンプにしたい」
「この布はスタンプと相性がいいねえ♪」
など言いつつ、互いに熱中する。
家族や友だちへのクリスマスプレゼントにしようよ!と5〜6個も作った。
1人でゆっくりと音楽など聴きつつする手芸工作はじんわりと楽しい。
けれど、友といっしょだと刺激的でウキウキするほど楽しい時となって、脳からなにやら「いい物質」が出てくるような感じがするのだ。
ココカラPARK編集部より
家にあるもの、昔の思い出のもの、着なくなった服のボタンなどなどからいつも可愛らしいものを創り出す本田先生。そして、今回は、そんな本田先生の趣味でつながる、世代を超えた友達関係も垣間見ることができたエピソード。大人になると、なかなか、昔からの友達か会社関係か・・新しい友達どころか、歳の離れた人たちと話す機会もめっきり減ってしまうのが当たり前のような気持ちでいましたが。
「絵を描いたり、手芸工作好きということで意気投合した「手芸友だち」である。」
先生のこの一言。
意気投合できたら、世代も性別も関係ない!みんな友達!
一緒に楽しい時間を過ごす友達を本田先生のように一人でも多く見つけたいなあと思ったのでした♫
この記事で初めて本田先生のことをお知りになった方は、自己紹介もお読みくださいませ。