センスを育てる鏡の見方
ココカラのおしゃれ講座 骨格&カラー診断 講義10
講師:小島 葉子
センスを育てる鏡の見方
おしゃれに苦手意識がある方で、「私はセンスがないから・・・」なんて思っている方はいらっしゃいませんか?
そんな方に向けて、今日はセンスを育てる鏡の見方のお話しをしたいと思います。
そう!センスは育てることができるのです。
下の画像をご覧ください。
自分が鏡に向かって立っていると思ってくださいね。
同じ服装で、同じデザインの、大きさ違いのバッグを持ってみました。
バッグの大きさにも、似合う・似合わない、つまりバランスが良いものと悪いものがあると感じませんか?
どれが絶対〇でどれが絶対×ということはありませんが、それぞれのバランスの違いを感じてみてください。
例えば、いちばん右のバッグは私には少し大きいかな?
単に荷物が多い人という感じで、おしゃれっぽさは感じません。
逆にいちばん左は、バッグがこじんまりしてしまって子どもっぽいかな?
バッグが安っぽく感じられてしまうかな?・・・とかね。
そのように意識して鏡を見ることがセンスを育てることにつながります。
同じように、今度はセーターの丈のバランスを見てみましょう。
鏡の前に立って、セーターの裾を出したり入れたりご自身にとってのバランスの良さを見比べてくださいね。
私の場合は、左だとバランスは悪くないけど部屋着感が出る気がするし、右だと、肩のいかつさやウエストの太さが目立つので、真ん中かな?と思います。
「お腹ぽっこりが気になるからセーターは常にお腹を隠す丈」とか、「脚長効果を狙ってウエスト位置を高く」なんて決めつけていたら、スタイルダウンで損をしているかもしれません。
「お腹だけ」に注目せずに、「全体のバランス」を見ましょうね!
写真がありませんが、ネックラインもぜひチェックしたい箇所。
鏡の前で、ちょっと引っ張って、Vネックにしてみたり詰めてみたりして、どれがいちばんバランスが良いかを見てみましょう。
そのときも注意点は、くれぐれも「全身」を見ること。
顔とネックラインだけを見ていてはいけません。
またどの場合も、鏡を上から見下ろしてしまうと全体のバランスが見にくいので、最低でも1メートルは鏡から離れます。
そして、お出かけに付けるイヤリングを選ぶときも、お出かけの服を着て、靴を履いてからイヤリングを付けて、全身鏡に映してみることです。
もちろん靴を選ぶときもそう!
何かを身に着けるときは、常に全身鏡でバランスを見ることを習慣にしましょう。
全身鏡から1メートル離れるスペースが玄関には無いという場合は、室内の鏡で土足OKなように敷物を敷きましょう。
「そこまでして!?」と思われるかもしれませんが、こんなことの積み重ねが確実にセンスを育てるのです。
このようなことをしばらくの間でも試してみると、そのうち自分に似合う服のバランスやバッグの大きさなどの「ある法則」に気づくでしょう。
実は私がサロンでやっている骨格バランス®診断では、今回お話ししたような、ひとりひとり違う、その人に最適のバランスを、骨格を診断することで導き出し、実際の洋服選びや着こなし方に活かす方法を2時間で学ぶことができるというものです。
「今まで毎日鏡を眺めてきたけれど自分に最適のバランスがわからない。」「日数をかけずに今すぐに自分に似合うアイテムを知りたい」などという方は、プロに診断してもらうという方法もありますよ。
みなさまが、一日も早く迷いなくおしゃれを、そして毎日を楽しめるようになられますように!
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講師プロフィール
パーソナルファッションコーディネーター
小島 葉子(こじま ようこ)
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