たった一ヶ所!〇〇を変えるだけで素敵になる男性カジュアルファッション
ココカラのおしゃれ講座 骨格&カラー診断 講義9
講師:小島 葉子
たった一ヶ所!〇〇を変えるだけで素敵になる男性カジュアルファッション
前回に引き続き、男性ファッションについてお話しします。
50代60代以降の大人世代の男性のファッションは、そのさじ加減が意外と難しいもの。
私は仕事柄、奥様方からお話しを聞く機会が多いのですが、「なんか野暮ったい」「おじんクサい」「若づくり」など、辛辣な意見を多々うかがいます。
さほどおしゃれを頑張りたいわけではないけれど、このような悪評は避けたい、さりげなく、なんとなくおしゃれに見えれば嬉しい、そんな大人世代の男性にぜひおすすめしたいのが、実はたった一ヶ所!「靴」を見直すことなんです。
なかでも今日は、ご夫婦でのご旅行やちょっとしたお出かけ用の休日カジュアルの際に履かれる機会の多い、スニーカーについてご提案いたします。
「おしゃれは足元から」とは昔から言われていますがこれは本当で、服装はいつもと同じでも、靴を変えるだけで全体がぐっと素敵に見えますので、ぜひ試してみていただきたいと思います。
スニーカーは履き分ける
おしゃれに無頓着な男性の中には、スニーカーといえば、昔ながらのハイキング用やスポーツ用のスニーカーしか思い浮かばない人もいるようですが、これを普段着に合わせて履いてしまうと、おしゃれ感が出にくくなります。
まず失敗例(!?)から挙げてみますね。
ごくごく普通の、ファストファッションでも揃うようなシンプルでカジュアルな服装に、スニーカーなのですが、スニーカーのデザインの「年齢が上すぎ」ることで、全体がおじいちゃんっぽくなってしまっています。
もうひとつ例を挙げてみましょう。
服装は先程と同じです。
今度はスニーカーが、スポーツメーカーにありがちなデザインのものに変わりました。
このスタイル、よく見かけます!・・・が、やってしまいがちな失敗例。なんだか野暮ったいですよね。
こういったタイプのスニーカーは、スポーツウエアに合わせるのなら良いのですが、普段着カジュアルに合わせてしまうと、先ほどとは逆に「年齢が下すぎ」で、大人男性を素敵に見せてはくれません。小学生ぐらいでもこういう格好の子っていますものね!?
このように、「本人の年齢と服装とのちぐはぐ感=なんだか垢抜けない感」となるのです。
つまり逆に言えば、その年齢「らしい」「ふさわしい」ファッションをすることが、素敵に見せるための第一歩。
これは、実は男性も女性も同じです。
けれど男性のファッションは女性とは違い、服装自体には年齢による変化が少ないのです。イラストのような紺のセーターにベージュのズボンは、どんな世代が着ても違和感はありませんよね。
だからこそ、男性ファッションでは女性以上に靴の選び方が重要になってくるというわけです。
では、そんな大人世代の男性の年齢にふさわしいスニーカーには、どんなものがあるのでしょうか?
ここでおすすめしたいのは、レザースニーカーです。
先程と同じ服装で、靴をレザースニーカーに変えてみました。
ちょっと大人っぽくて素敵ではないですか?
服装は同じでも、靴を変えただけで全体が垢抜けて見えると思います。
50代60代以降、大人世代の男性には、この世代ならではの魅力があると思います。
早々とおじいちゃんになってしまわず、かといって若さにしがみつくことなく、この世代らしいファッションで、魅力を活かしていただきたいものです。
おしゃれは足元から。
靴を変えるだけですので、億劫がらずにぜひ試してみてください。
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講師プロフィール
パーソナルファッションコーディネーター
小島 葉子(こじま ようこ)
講師インフォメーション
▼ブログにてほぼ毎日おしゃれ情報を発信中
講座の本文中に出てくるイラストを制作されているのは中島 慶子さんです。素敵なデザイン画をたくさん制作されています。よろしければ下記をご覧ください。