3日で退院したトランプ大統領 その免疫力UPの秘訣☆
やずや社員歴18年。健康管理士一般指導員の國重です。 ちょっと知るだけで、健康につながる情報をわかりやすくお届けしたいと思っています。
寒さが厳しくなると、風邪、インフルエンザ、そして感染症がますます心配になってきます。
あなた自身の免疫力が試される季節です。今回は、免疫力を高めるための普段の習慣を一緒に考えてみましょう。
基本の栄養素って?!
免疫力を高めるにはタンパク質は必須です。卵・納豆・鮭・豚肉と身近な食材で摂ることができます。
そしてもし、「風邪かな?だるいな?」と体調の変化を感じたら、
果物や野菜にも入っているビタミンCを摂るのがおすすめです。
3日で退院したトランプ大統領の治療法とは?
3日で退院したトランプ大統領の治療方法として記載された記事を見て検証してみました。
トランプ大統領の治療は・・・リジェネロン社の抗体カクテル療法、その後は亜鉛、ビタミンD、ファモチジン(胃薬)、メラトニン(ホルモン)、アスピリン(解熱・鎮痛)を服用と書かれています。
そうなんです!栄養素を摂ることは米国では感染症対策として認められているんですね。
栄養素について知ることで、インフルエンザも、感染症からも、自分で守っていくことが大切ですね。
冬のビタミンDはきのこ類がおすすめ
前回ビタミンDは日射し(紫外線)にあたると作られるというお話をしました。残念ですが冬場は期待できません。長袖のシャツを着て皮膚を覆っているからです。冬になると日照時間も短くなり血中ビタミンD濃度も低くなります。
インフルエンザや風邪がはやる前にやはり食習慣の見直しが大切です!
ビタミンDを意識して摂取することがおすすめです。
ビタミンDの血中濃度が低いと感染症は重症化しやすいといわれています。(冬のヨーロッパは日照時間が短いのも関係していそうですね )
冬のビタミンDを摂取できる食材としておすすめなのは、キノコ類です。
焼いても、揚げても、お鍋にも、味噌汁の具にも 美味しい季節です。
いろんなキノコを楽しみましょう!
しかし、「しいたけ」といっても、生しいたけと干ししいたけでは、ビタミンDの含有量が異なります! しいたけのエルゴステロールが太陽の光(紫外線)を浴びるとビタミンDになります。2~3時間でもいいので日に当てることでビタミンDは10倍以上になります。(ちなみに干ししいたけのビタミンD は12.7μg だそうです。上の生しいたけと比べてみてください。)
キノコはカロリーも低いですしヘルシーです。いろいろな料理で使ってみてくださいね!
亜鉛は、タンパク質の合成が必要
免疫が正常に働くために亜鉛が必要だと考えられています。特に亜鉛不足になると免疫系の働きが過剰になるなど、抑制がきかなくなるのではないかと考えられています。とにかく不足が怖いミネラルです。
亜鉛が不足すると免疫の抑制がきかなくなるだけでなく、食べ物の味がしなくなる、髪の毛が抜ける、お肌が荒れるなどいろんな影響が出てきます。(感染症で重症化した人は、味覚がなくなるというのも亜鉛不足が関係していそうです )
亜鉛の補給は、牡蠣、豆、ナッツ類、卵、乳製品、豚レバーなどです。
おそらく、ピンとくるのは牡蠣ではないでし ょうか?
牡蠣は今からがおいしい季節です。生でなくてもカキフライでもOK。
おやつもミックスナッツに変えてみてはいかがでしょう。満腹感も出て栄養も摂れるので一石二鳥です!
体温を上げると免疫も上がる。低体温に注意!
体温が下がると免疫力も下がります。つまり体温が低い人は体温を上げるのも免疫力を上げる近道です。
低体温の原因は筋肉量の低下といわれています。50年前の日本人の平均体温は36.89 度、現在は36.2 度と明らかに筋肉量が減ってきているのです。
運動を心がけることはもちろん、その他にも気をつけてほしい生活習慣があります。
・軽装で薄着
・足首を冷やす格好をしている
・湯船に入らずシャワーだけ
・冷たい飲み物が多い
当てはまる方は、まずはそこから生活習慣を見直してみてくださいね。
毎日の食事、習慣で、免疫力は高めることができます!
自分で自分を守ることができるかは、ちょっとした心がけ次第です。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
他にも「ちょっと知るだけで役立つ健康豆知識」掲載中です!ぜひご活用くださいませ。