最近太りやすくなった気がする。それは、タンパク質不足が原因だった!?
やずや社員歴18年。健康管理士一般指導員の國重です。 ちょっと知るだけで、健康につながる情報をわかりやすくお届けしたいと思っています。
やっと外出もできるようになってきましたが、まだまだ、自宅で食べることも多いと思います。簡単にできるけど元気になれる食事を食べたい!ということで本日はタンパク質のお話です!
唐突ですが、ここ最近の自分を振り返ってみてください。
✔︎よく眠れない。
✔︎最近笑うことが減った。
✔︎食べ過ぎた次の日は食欲がない。
✔︎ 最近太りやすくなった気がする。
これらはタンパク質不足が原因かもしれません。
お肌、骨、筋肉、内臓、消化酵素もタンパク質、体の 2/3 はタンパク質からできているのです。 その上、やる気や幸福感、感情、意欲など心の機能に関与する、ドーパミン。緊張や集中、積極性やストレスに打ち勝つ、ノルアドレナリン。心の安定や身体の調節に、セロトニン。などこれらのホルモンもタンパク質が原材料なのです。しかし現代人はタンパク質不足と言われています。タンパク質不足を脱出するために、ちょっとした食事の工夫をしていきましょう!
タンパク質不足が最初に現れるのは?
タンパク質が不足すると亜鉛の時にお話しした、同化と異化(毎日タンパク質は分解され再生している!)このサイクルがスムーズにいかなくなります。
ただ、若い時は自覚しにくく、不足していると気づきにくいものです。そこで「これタンパク質不足かも?」と思うポイントをお伝えしますね。
「肉や卵が食べられない」「すぐ下痢になる」という症状はタンパク質不足による消化液不足かもしれません。タンパク質を消化するのもタンパク質なのです。またカ ップ麺やスナック菓子、パンが大好きという方は糖質に偏りすぎており、タンパク質不足を疑ってみてもいいかもしれません。さらに「イライラする」「やる気が出ない」「髪の毛にコシがない」「体温が低い」「貧血」これらでもタンパク質不足を疑うポイントです。
爪でわかる不足栄養素
爪はカルシウムでできていると思われている人が多いですが、ケラチンというタンパク質でできています。そして栄養分の過不足が見えやすいところです。
・爪の成長速度が遅い人はタンパク質、ビタミンA不足
・柔らかい爪、そってる爪は鉄不足
・貧血の人は爪が白い
・爪が割れやすい人はタンパク質・ビタミンA不足
・斑点がある人は亜鉛不足
・縦線がある人は活性酸素・体内の炎症・老化が疑われます
タンパク質不足を解消するおすすめ食材!
できるだけ、普段の食事を工夫することで、タンパク質不足を解消する方法をお伝えしていきます。
タンパク質を上手にとる食材で、まずおすすめなのは、「鮭」です。
鮭は、タンパク質だけでなく、ビタミンB1、B2、ビタミンD、鉄などのミネラル、アスタキサンチン、オメガ3がたっぷりそして必須アミノ酸のトリプトファンも取れるので、おすすめです。レモンなどを絞ると、アスタキサンチンの抗酸化作用が十二分に発揮できます。鮭は皮のところにオメガ3が多いので、皮も食べましょう。皮はパリパリに焼くと美味しいですよね!(立派なアンチエイジング食品ですよ。)
次に、おすすめなのは「豚肉と卵」です。どちらもアミノ酸スコア 100 つまりタンパク質が効率よくとれる食品です。豚の体温は人の体温に近いので脂肪が溶けやすく、カリウム、ビタミンB1、 B6と代謝に使われるビタミンも摂れます。ご存じビタミンB1はにんにくや玉ねぎ(アリシン)と摂ると吸収 がよくなります。卵はビタミンCと食物繊維以外は全部とれる完全食、1 個でタンパク質が6g摂れるので、計算しやすいです。納豆も1パックでタンパク質 6g。女性の朝のタンパク質不足には卵、焼き鮭、納豆、に雑穀ご飯と味噌汁でタンパク質はOKです。
ちょっとした工夫でタンパク質を補うことができるので、食事のメニューを考える参考にしてくださいね♫
やずやの発芽十六雑穀いっしょにカルシウムでの朝ごはん!
国内産の穀物16種類をバランスよくブレンドしたごはんは食感も良くてもちもちプチプチ♫
お茶碗一杯で精白米の約25倍のカルシウムもとることができます。
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