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ちょっと知るだけで役立つ健康豆知識

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やずや社員の健康管理士、管理栄養士がお届けする、身近なところからできる健康に関する豆知識をお届けいたします!
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記事一覧

お味噌汁が食べたくなるミネラルの話

健康管理士一般指導員の國重です。 ちょっと知るだけで、健康につながる情報をお届けいたします。   突然ですが、みなさまは『お出汁』を取って味噌汁を作っていますか?   「出汁入り味噌なので、お出汁は使いません」「簡単な粉末の味噌汁です!」という方も多いのではないでしょうか。   『お出汁』が体にいいのは知ってるけど、実は免疫力にもいいんです! そういえば、子供のころ夏休みに「いりこ」を1袋食べて怒られたことがあるけれど、今考えると「たんぱく質」「カルシウム」「鉄分」「DHA

健康診断の血液検査の結果見てますか?結果から「自分の体」の状態を確かめよう。〜早期発見よりも予防ですよ!〜

健康管理士一般指導員の國重です。 ちょっと知るだけで、健康につながる情報をお届けいたします。 健康診断を受けられる方は、血液検査の結果が帰ってくる前にぜひ、読んでいただきたいです。健康診断の血液検査の読み方です。 糖代謝の項目で、Hba1c(ヘモグロビンエーワンシー)という項目があります。 「ヘモグロビン」は、赤血球中の鉄たんぱくの事ですが、Hba1cを「ヘモグロビン」と思われている方もいらっしゃるかもしれませんね。 Hba1c(ヘモグロビンエーワンシー)は、糖尿病の

タンパク質が全ての始まり

健康管理士一般指導員の國重です。 ちょっと知るだけで、健康につながる情報をお届けいたします。 今回も入門編!タンパク質についてです。 前回ミネラルのお話で「ミネラルが無ければ代謝が動かない」というお話をしましたが、もっと大事なのがタンパク質です。 タンパク質は英語でプロテイン(Protein)、語源はギリシャ語のプロテイオス(Proteios)です。 これは「第一なるもの」という意味で、タンパク質が一番大切なんだよ!という意味が込められています。 今回は、夏バテのお話

ミネラル不足は病気の原因

健康管理士一般指導員の國重です。 ちょっと知るだけで、健康につながる情報をお届けいたします。 今回も入門編ミネラルの第2回目になります。 現代の食の代表「コンビニ弁当・ファミレスの食事・レトルト・冷凍食品」は、高カロリー&高糖質なのに、ビタミン・ミネラルが不足している食品です。 尊敬する、ライナス・ポーリング博士は「どんな病気もすべて例外なく、ミネラル不足に帰する」と語っています。 読んで理解しやすいように「みんな大好きダイエット」にからめて説明してみたいと思います。ミ

今さらだけど知ってほしい!ミネラルが大事な理由

健康管理士一般指導員の國重です。 ちょっと知るだけで、健康につながる情報をお届けいたします。 やずやも4月になり新入社員も入りましたので、今さらながらに入門編から始めたいと思います。 自分で健康管理ができるようなったらいいですよね! 「私、ミネラル不足ではないので関係ないです!」という方や、普段自炊をしてる方にも、きっとお役に立てる情報ですので最後までお付き合いいただけますと幸いです。 一緒に体調を整えるミネラル不足を解消していきましょう! ■代謝のカギは酵素体の中は

ビタミンCを摂取したら、何にいいの?疲れた時はもちろん、こんなところにも役立つビタミンC!

健康管理士一般指導員の國重です。 ちょっと知るだけで、健康につながる情報をお届けいたします。 前回のビタミンCの量のお話は記憶に新しいと思いますので、もう少しお付き合いください。 ビタミンCの力をもう少し詳しく説明したいと思います。 ノーベル賞を受賞したライナス・ポーリング博士のおかげで超有名になったビタミンCを飲むと風邪をひかないという説ですが、1970年代にはこれを検証するためのいろんな研究もされ、米国では一旦否定されたそうですが、たくさんの論争があっただけに研究者

体内で作れないビタミンC!どのくらい摂取すればいいの?

健康管理士一般指導員の國重です。 ちょっと知るだけで、健康につながる情報をお届けいたします。 一般的に「ビタミンCは毎日100mg以上摂りましょう(2020年版食事摂取基準)」といわれています。 また、他の健康情報では「ビタミンCはたくさん摂りましょう」といわれていました。 しかし、「ビタミンCはどれくらいの量が適切なのかわからないけど、お肌にもいいし、とりあえず今日もビタミンCのサプリを飲んでおこう」と普段何気なくビタミンCを摂っている方が多いのではないでしょうか。

オメガ3は積極的に摂りたい脂肪酸

健康管理士一般指導員の國重です。 ちょっと知るだけで、健康につながる情報をお届けいたします。 今回は、脂肪酸について考えてみます。 脂肪酸は脂肪の主な構成要素ですが、脂肪は体に溜まるし、カロリーが高いので健康に悪いと思われがちです。 体の中では作られない必須脂肪酸は、オメガ6とオメガ3になりますが、普段その違いはあまり気にしたこともないと思います。 パフォーマンス向上、傷害リスク低減、疲労回復とアスリートにも大人気のオメガ3オイルはどのように体にいいのか? オメガ6オ

免疫力UPと亜鉛の関係|風邪予防に必要な栄養素

健康管理士一般指導員の國重です。 ちょっと知るだけで、健康につながる情報をお届けいたします。 冬は風邪をひきやすいですよね。今回は風邪をひきやすい冬の季節に、免疫と栄養を考えていきたいと思います。 今年は3年ぶりにインフルエンザも流行ってますので、ちょっと気にしておいてくださいね。予防にも役立ちますし、風邪をひいてからも早めの回復を目指して栄養補給をしていきましょう。 まずは免疫の整理から! ■免疫がわかりにくいのは整理されていないから。「TVの番組でも免疫の話が出るけ

同い年なのに、老け顔にみえる!!それは、カルシウム不足かもしれません。日々の牛乳だけでは補えないCa不足をしっかり理解しましょう(その2)

やずや社員歴19年。健康管理士一般指導員の國重です。 ちょっと知るだけで、健康につながる情報をお届けいたします。 カルシウムのお話2回目です。 牛乳をたくさん飲むと骨が強くなってくれるんですよね。 それが本当なら、スウェーデン、デンマーク、フィンランド、アメリカは4大酪農国ですが、骨折が多いのは何故でしょうか? 乳製品をたくさん摂っているので、カルシウム不足にはならない気がするのですが・・・前回のカルシウムパラドックスも思い出しながら骨量を増やすためにはどうしたらいいの

同い年なのに、老け顔にみえる!!それは、カルシウム不足かもしれません。日々の牛乳だけでは補えないCa不足をしっかり理解しましょう(その1)

やずや社員歴19年。健康管理士一般指導員の國重です。 ちょっと知るだけで、健康につながる情報をお届けいたします。 今年最後はカルシウムのお話です。 「カルシウムは〇〇から摂りましょう」は本当なの?というお話です。 カルシウム不足にはカルシウム補給!そんな単純な話ではないのです。 カルシウムは体の骨格の「骨」や「歯」の中に99%含まれ、後の1%は細胞や血液中に存在します。 そして、細胞の中と細胞外のカルシウム比率は1:10000の割合で存在しています。怖いのは、この比率が

カサカサお肌、リップクリーム&ハンドクリームが欠かせない方必見!ビタミンAは大切だから体に蓄積されているというお話です

やずや社員歴19年。健康管理士一般指導員の國重です。 ちょっと知るだけで、健康につながる情報をお届けいたします。 本日は、冬に向けてビタミンAの話です。 普段ビタミンAの欠乏はあまり聞きません。 でも結構重要なので、他のビタミン・ミネラルとの関係も考えながら、不足を中心にお伝えしたいと思います。 なんで不足しにくいのかというと、実は脂溶性のビタミンAは肝臓に200日分も蓄えることができるからなのです。 しかし日本では、ここ20年の間に徐々にビタミンAの摂取量が減ってきて

同じ年齢でも若く見える人の秘密とは?

やずや社員歴19年。健康管理士一般指導員の國重です。 ちょっと知るだけで、健康につながる情報をお届けいたします。 抗酸化物質を上手に取り入れている人は、実は細胞レベルから若いのです。 老化の原因の一つ、酸化対策をしたい方は必見!本日は酸化から細胞を守ってくれるビタミンEのお話です。 紫外線は活性酸素を発生させお肌の細胞を傷つけていきます。 天気のいい日に布団を干すのは、紫外線が布団の水分と反応し発生する活性酸素を利用して布団のダニやカビを殺菌しているのです。 紫外線対策

一人暮らし必見!夏バテ予防とその対策

やずや健康管理士一般指導員の國重です。 ちょっと知るだけで、健康につながる情報をお届けいたします。 今回は「夏バテ対策」についてです。 夏バテしている人は、いませんか? 「体がだるい」「食欲がない」「よく眠れない」「疲れが取れない」 これらが、いわゆる夏バテの症状です。 病気ではないけど、不調を感じるそんなときは、少しでも早く調子を取り戻したいものです。 そんなときは栄養の出番です。 外食の時にどちらを選んだらいいのか迷う方も、メニュー選びのヒントにしてください。 夏