「Iメッセージ」で夫婦の会話は劇的に変化する|夫婦物語 講義5|ココカラ大学講師:高草木 陽光
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「Iメッセージ」で夫婦の会話は劇的に変化する|夫婦物語 講義5|ココカラ大学講師:高草木 陽光

ココカラ夫婦物語 講義5
「Iメッセージ」で夫婦の会話は劇的に変化する

実は、夫婦ゲンカや夫婦問題が起こるきっかけは、「どうしてわかってくれないの」という、共感や理解をしてもらえないことから発生する “イライラ”を相手にぶつけてしまうことが発端となっている人たちが少なくありません。

わかってもらえないのなら、わかってもらえるように話せばいいだけなのですが、その方法がわからない人が多いのが実情です。

ということで、本日は『妻から夫へ「わかってもらいたいこと」をスムーズに伝える方法』を伝授させていただきたいと思います。

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1:こんなとき、夫にどんなふうに言っていますか?

たとえば、貴女は毎日育児と家事と仕事でヘトヘトなのに、仕事帰りに本屋で立ち読みしたり、居酒屋に寄ったりしてから帰宅する夫にイライラが止まらないとします。
そのようなとき、貴女は夫にどんな言葉を投げかけますか?

(例1)     いつも、どこで何をしているの? 何で早く帰って来ようとしないの? なんで私ばっかりいつも大変なの?
(例2)     仕事帰りにフラフラしている時間があるなら、たまには早く帰って家のことをしてよ! 貴方は何もしてくれない。

こんなふうに言っているとしたら逆効果ですよ。

夫の反発心がメラメラと燃え上がり、予想もしていなかった方向へと進んでしまう可能性があります。 少しだけ考えてみてください。

貴女は、夫に“どうしてほしい”のでしょうか?

夫に言いたいことを言ってストレスを解消したいのですか?
それとも、自分のイライラをぶつけてケンカをしたいのですか?

きっと、どちらでもありませんよね。

貴女は、夫に早く家に帰ってきてもらい、少しでも子どもの面倒を見たり、他愛のない会話を楽しんだりしたかっただけなのではないかと思います。

2:貴女が達成したい「目的」を忘れずに!

夫に対する貴女の「目的」は、なんでしょう?

そう。「早く家に帰ってきてもらい、少しでも子どもの面倒を見たり、他愛のない会話を楽しんだりしたい」ということですよね。

目的が明確になっていないと、ただ文句を言ってしまうとか、そのときの感情をぶつけるだけになってしまい、夫に「わかってもらう」「行動を変えてもらう」という目的から遠ざかってしまいます。

貴女が夫に「わかってほしいこと」や「してほしいこと」があるのなら、まずは貴女の“目的”を明確にし、その目的を果たすための「言い方」「伝え方」を工夫する必要があるのです。

3:相手にスムーズに伝わる「言い方」とは?

では、「伝わる言い方」とは、どんな言い方なのでしょう。

ポイントは、夫が「責められている」「怒られている」と感じないように伝えることです。

夫が話を聞いてくれなかったり、ケンカになってしまったりするのは、貴女に「責められている」と受け取ってしまうからなのです。「責められている」と感じれば、反抗したくなる心理になるのも当然です。

そこで、“誰も傷つかない”とっておきのコミュニケーション法をお伝えしますね。
それは、『Iメッセージ』で伝えるということです。

Iメッセージ(アイ・メッセージ)とは、「私」を主語として伝える言い方です。

たとえば、「いつも、(あなたは)どこで何をしているの? (あなたは)何で早く帰って来ようとしないの? なんで私ばっかりいつも大変なの?」。

この言い方は、「あなた」を主語とした言い方になります。

この「あなた」を主語とした言い方は、『Youメッセージ』といい、相手にとってはキツく感じてしまう伝え方なのです。

では、上記の『Youメッセージ』を、『Iメッセージ』に言い換えたらどうなるでしょう?

【Youメッセージ】
いつも、どこで何をしているの? 何で早く帰って来ようとしないの? なんで私ばっかりいつも大変なの?
【Iメッセージ】
貴方の帰りが遅いと(私は)心配になる。 ゆっくり貴方と話したいし、一緒に何かをする時間を(私は)大事にしたいと思っている。 だから少しでも早く帰ってきてくれたら(私は)嬉しいな。

いかがでしょう?

貴女の目的が「早く帰ってきてほしい」「家の事をもっとしてほしい」ということならば、言い方をIメッセージにしたほうが、断然効果があると思いませんか?

4:「Iメッセージ」の効果

Iメッセージは、「自分」の気持ちを素直にそのまま相手に伝えるだけの技法です。
Iメッセージは「私」の気持ちを伝えるだけなので、夫は責められている感じになりにくいのです。

そして、スムーズに行動を起こしてくれやすくなります。

また、この方法は、子どもや両親など夫以外の家族や職場の人たちなど、人間関係全般を円滑にするためにとても効果的な方法です。
そして、即効性もあります。

 5:自分なりの「Iメッセージ」に言い換えてみましょう

人は余裕がなくなると、つい口うるさくなってしまいがちです。

そんな妻や夫の小言を、うんざりしながら黙って聞き流している人やケンカになってしまう人が多く存在します。

「話すとケンカになるから話をしない」「私が一方的に話すだけ」。

このような状況なのであれば、いまいちど自分たち夫婦の会話の仕方を見直してみてはいかがでしょうか。

Iメッセージを使うことで、いままで何もしてくれなかった相手が劇的に変わるのを実感できるかと思います。

人生100年時代! 今後の人生を楽しく幸せにできるかどうかは、自分次第なのです。

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講師プロフィール

夫婦問題カウンセラー
高草木 陽光(たかくさぎ・はるみ)

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夫婦問題カウンセラーとなり、9年間で約8,000人のカウンセリングを行う。「直そうとしないで、わかろうとするカウンセリング」をモットーに、夫婦問題で悩みを抱えている人の心に寄り添いながら、解決への糸口に向けてお手伝いをしている。
美容師、育毛カウンセラーを経て、結婚を機に専業主婦となったが、夫の束縛や価値観の押し付けに違和感を覚え、「結婚生活とは何か」ということを深く考え始める。「離婚カウンセラー」という職業があることを知り、自分たち夫婦だけでなく、夫婦関係で悩んでいる人たちのために必ず役に立つと確信し、2009年に「NPO法人日本家族問題相談連盟」の認定資格を取得。

【メディア実績】
・NHK総合「ニュース シブ5時」「あさイチ」
・フジテレビ「ホンマでっか!?TV」「ノンストップ!」「バイキング」
・TBS「ビビット」「グッとラック!」
・テレビ朝日「羽鳥慎一 モーニュングショー」他。
【著書】
・なぜ夫は何もしないのか なぜ妻は理由もなく怒るのか(左右社)
・心が折れそうな夫のためのモラハラ妻解決BOOK(左右社)

講師インフォメーション

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▼著書《なぜ夫は何もしないのか なぜ妻は理由もなく怒るのか》

▼著書《心が折れそうな夫のためのモラハラ妻解決BOOK》

▼イラストレーター 多田 景子 ホームページ

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