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敬遠しがちな柄物こそ!コーディネートや着回しの救世主

ココカラのおしゃれ講座 骨格&カラー診断 講義14
講師:小島 葉子

敬遠しがちな柄物こそ!コーディネートや着回しの救世主

「コーディネートや、アクセサリーやスカーフなどの小物合わせが苦手」「着回しが苦手」
そんなふうに思っている方は、けっこう多いです。

だけどそういう方のお話しを聞くと、コーディネートや着回しが苦手というよりも、そもそも服を選んで買う段階で、コーディネートや着回しが「難しい」服ばかり選んでしまっている!という傾向があるようです。

苦手というよりも、難しい問題に取り組みすぎ!なのですね。

ベーシックカラー以外の服は何着もっていますか?

まず、コーディネートや小物使いが苦手、着回しが苦手と自覚している方は、「何とでも合わせやすそう」「無難そう」で、ベーシックカラー(白・黒・紺・茶・ベージュ・グレー)の服や無地の服ばかり選んでしまいがちです。

でも実はこのチョイスが落とし穴。

クローゼットの中がベーシックカラーばかりだと、確かに組み合わせに迷わず着回しできそうですが、人から見たら、「いつも同じような格好ばかりしている地味な人」かもしれません。
これではそもそも「着回し」の意味がありませんよね。

柄物の服はもっていますか?

「何とでも合わせやすそう」「無難そう」で服を選んでいると、敬遠してしまいがちなのが柄物です。

なのですが、実は柄物は、コーディネートを簡単にしてくれるアイテムであり、意外と着回しも利き、また、着るだけで華やかに見せてくれる便利アイテムなのです!

服に限らず、柄のスカーフでもいいですよ。

あなたのクローゼットの中に柄物の服はありますか?

柄物トップスのコーディネート例

私の私服の柄トップスを使って、コーディネート例をお見せしてみます。
意外と着まわせるんですよ。

「えぇっ!これですか!?」と、なかなか派手な柄のトップスですが(笑)、まぁご覧くださいませ。
まずはベーシックカラーであるベージュとコーディネートした例です。

いかがでしょうか?
意外とすんなり、ではないですか?
最初にトップス単体で見たときの印象よりも無難にまとまっていると思います。

それは、ベージュというベーシックカラーと合わせたからということもありますが、ご存知の方も多いでしょう、柄物コーディネートの鉄則=「柄の中の一色を拾う」というワザを使っている(正確にはベージュと黒の2色を拾っています)から。

こちらも↓そうですね。

ほんの少しですが、トップスの柄に使われている、しかもベーシックカラーの白と黒を拾ってスカートの色に採用しています。

なので、トップスとボトムスのつながりが良いのです。

次はベーシックカラー以外の色のボトムスを合わせてみます。

トップスのグリーンとボトムスのグリーンは、厳密には「まったく同じ」グリーンではありませんが、それでも、トップスのグリーン2種+ボトムスのグリーン1種という感じで、なんとなくつながっており、先ほどの白やベージュのベーシックカラーを合わせたときとはまた印象が変わってきます。

次はちょっとだけ応用編です。

トップスの柄の中の色をまったく拾わず、違う色のボトムスを合わせてみました。

だけどなんとなく上下がつながっているのは、スカートのピンクが、柄のメインである水色と同じトーンだから。

ちょっと応用編ですが、同じ「色」を拾わなくても合うこともあるよ、という例でした。

いかがだったでしょうか?
この春夏は、ちょっと今まで手に取ったことも無かった柄物に挑戦してみませんか?

新しいチャレンジがうまくいったら、気分が上がること請け合いです!

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講師プロフィール

パーソナルファッションコーディネーター
小島 葉子(こじま ようこ)

1966年5月生まれ。子どものころからのおしゃれ好き。
短大卒業後、メーカー勤務を経て、結婚。
長男、次男の育児に明け暮れる中、夫の赴任に伴い家族でドイツに暮らしヨーロッパマダムのファッションに刺激を受ける。
帰国後、15年の専業主婦から一念発起し、社会復帰へ。
その中で、接客業にも携わり、お客様が喜んでいただけることが楽しみに。その後、似合う色・似合うデザイン・似合うメイクで、お客様の魅力を開花させる仕事をとパーソナルカラー診断プロ認定・骨格診断プロ認定・メイクアッププロ認定取得。
ファッション&メイクのコンサルティングサロンMyOwnStyleを開く。
「洋服選びに迷わなくなった」「買い物が楽しくなった」「やせた?と言われた」などの声続出。

講師インフォメーション

▼ブログにてほぼ毎日おしゃれ情報を発信中

▼著書『あなたの好きな服が、似合う服になる』

▼著書『もう悩まない!素敵になれる大人服のルール』

▼イラストレーター 中島 慶子 ホームページ


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