目からウロコの「自分満足度」の高め方
ココカラ夫婦物語 講義28 |講師:高草木 陽光
目からウロコの「自分満足度」の高め方
あなたは、現在の結婚生活に満足していますか?
満足していないと感じている人は、もしかして“自分”を抑えてしまっている人なのかもしれません。
つまり、どういうことかというと、「本当に自分がやりたいこと」や「本当に好きなこと」が主張できなかったり、言ったとしても夫に反対されて諦めてしまったり、子どもの状況に合わせて我慢してしまったりして、本来の自分の欲求が満たされていないということです。
自分の満足度を高めるには、今後年齢を重ね、自分の人生を振り返ったときに悔いのない人生にすることです。やりたいことを誰にも邪魔されず自由に楽しむことです!
やっと子どもの手が離れ、自分だけの時間を謳歌しようと思っていたのに、今度は定年後の夫の世話で1日が終わってしまうなんて……そんな5年後、10年後を考えたらゾッとしませんか?
そこで今回は、夫の意見に左右されずに自分を解放するオススメの方法を伝授します。
夫にお伺いを立てることをやめる
今までの結婚生活になんとなく窮屈さを感じている人、自分のやりたいことができていないと感じている人の多くが、何をするにもいちいち夫に“お伺い”を立てていることが多いのです。
たとえば、「来週の土曜日に、中学の時の同窓会があるんだけど行ってもいいかしら?」、「フラワーアレンジメントの教室に通いたいのだけれど申し込んでもいいですか?」など。
これでは、夫の返事次第で自分の「行きたい」「やりたい」という気持ちが否定されてしまうことになります。
では、どうすればいいのでしょうか?
自分が本当にやりたいと思うことなら、夫にお伺いを立てる言い方ではなくて“言い切ってしまうこと”です。
「来週の土曜日は、中学の時の同窓会があるので行ってくるわね。カレーを作っておくから夕飯は適当に食べてね」。
「前から習いたかったフラワーアレンジメントの教室に通うことにしたわ」という具合に。
気持ち良く送り出してくれる夫や賛成してくれる夫だったら何の問題もありませんが、なかには「そんなもの習って、なんの役に立つんだ」とか、あーじゃない、こーじゃないとクドクドと言う夫もいるかもしれません。ですが、そこは想定内と受け止め、スルーしましょう。
あなたが歩むべき人生は、夫の人生ではなく、あなた自身の人生なのですから。
家族の自立心を育てる
食事の準備や後片付け、掃除や育児など「専業主婦だから当然」なんて言いながら、家のことすべてを担ってきた人も多いことでしょう。
しかし、これからの時代は少し考え方を変えていかないと、自分ひとりだけが大変な目にあうことになるかもしれませんよ。
「夫や子どもたちに尽くすことが私の生きがい」。
そう思うのは自由ですが、夫と子どものためではなく“自分だけ”のために多くの時間を使ってみたいと思いませんか?
そのためには、夫や子どもに「自分のことは自分でする」ということを徹底させることが大事です。
たとえば、食べ終わった茶碗や皿は各自シンクに運んで洗う。
自分の部屋は自分で掃除する。
自分の洗濯物は自分でたたむ。
このように、まずは簡単なことから始めてもらいましょう。
今まで何もしてこなかった夫や子どもは、あなたの宣言に驚き、反発もするかもしれません。
ですが、そこで折れてはいけません。
家族の自立心を育てることは、あなたのためにもなりますが、一番は夫や子ども本人たちにとって将来的に役立つスキルになるはずです。
あなたの役目は、いろいろとやってあげたくなる気持ちをグッとこらえることと、褒めたり感謝したりしながら「自分のことは自分で」を“当たり前”の習慣にしていくこと。そしてあなた自身が楽しむことです。
人生100年時代に突入しています。
今まで頑張ってきた分、これからは自分中心に生きても誰も文句は言わないと思いますよ。
人生、楽しんだ者勝ちです!
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講師プロフィール
高草木 陽光(たかくさぎ・はるみ)