たくさんの手があってこそ出来上がる私たちの想いが詰まった人気商品です。
6月初旬、青森県田子町へやずや商品の中でも人気の「にんにくしじみ 」の原材料である「福地ホワイト」の収穫体験に行ってきました。
やずやでは、商品開発の担当者だけでなく、社員全員が商品となるまでの工程や原材料がどのように作られているかを実際に経験し、お客様に自分の目で耳で、五感で感じたことを伝えるようにしています。
しかしながら、ここ2〜3年若いメンバーはなかなかその体験をする機会がありませんでした。そこで、ちょっと落ち着いてきた頃をみはからい、検査を行って満を持しての出発です!
にんにくの首都=田子町!
日本一のにんにく生産を誇る青森県の中でも有数の「品質」と「生産量」をもつ田子町は、にんにくの首都と言われています。
訪れたのはにんにくの収穫最盛期。町に入った途端、車の窓からにんにくの香りが入ってくるほど、町全体がにんにくで充満しています!
町の中心にある「田子町ガーリックセンター」では、様々なガーリックメニューが堪能できます。にんにくソフトクリームやにんにくコーラなどの変わり種も!
にんにくの雫に注意!いよいよ収穫体験
広大な青々としたにんにく畑。いよいよ収穫体験の始まりです!
まるまると握りこぶしくらいの大きさでズシっと重たく、日頃デスクワークをしている私たちは戸惑ってばかり。
毎日毎日、丹精込めて作っていただいている生産者様のすごさを感じずにはいられません。
皮をむいていくと、うっとりするほど真っ白なにんにくがあらわになってきました。茎の部分を切り落とすとジュワッと水分が湧き出し、目が覚めるような強い香りが刺激してきます。この雫に触れると火傷しちゃうそう。
また、国産にんにくは、中国産と違い薄皮で身が守られているのも特徴とのこと。ぎっしりと重く、1片1片が大きく包まれているのがわかります。
にんにくをすりつぶす前工程を体験!
乾燥後のにんにくを1片1片にばらしたあとのヘタとりの工程を体験。
スピーディーな手際の良さでどんどん捌きながらも、小さな傷や凹みなどのチェックもされています。ここでも生にんにくで刺激を受けないよう手袋の指先にはガムテープが巻かれています。
新鮮な卵のヒミツを探しに♫
福地ホワイトの収穫体験が終わった後に、にんにく卵黄商品に欠かせない新鮮な卵がどうやって育まれているのかを自分たちの目で確かめるために、養鶏農家にも行ってきました。
鶏舎を見てびっくり!
テレビなどでよく見かける1羽やっと入るようなゲージで鶏が並んでいる様子を想像していたのですが、やずやがご依頼している養鶏農家では、鶏たちが自由に動き回れる風通しの良い平飼いの鶏舎となっていました。
オス1頭に対し20頭のメスがいる鶏舎では、黄身の濃い有精卵黄が産み落とされます。またちょうど、鶏が卵を生む瞬間に立ち会うことができました。鶏舎では、卵を産み落とすときに鶏にストレスがかからないようひっそりと暗いところで産めるように工夫されています。
もちろんエサにもこだわり、ここの鶏さんはヨモギやにんにくも食べているそう!
採れたての卵を早速いただきました!
この日の晩の卵かけご飯と生にんにくのオイル焼きは格別の味でした。
(急いで食べてしまって写真を撮り忘れてしまったほど・・・)
最後に・・・
今回の田子町研修では、生産者の皆さまとお会いすることでき、普段聞けないお話も伺うことができました。
私たちは最後の収穫という一部だけの体験でしたが、こんなにも見事なにんにくが出来上がるまでには、毎日の生産者の方々の苦労や工夫があってこそです。土作りはもちろん寒い寒い雪の時期も乗り越えてきた「福地ホワイト」は大きな大きな手をした生産者さまたちの真心がこもっているのだと思うとさらに愛おしくなりました。
原材料の「にんにく」と「卵」そしてそれをまた加工し、1粒のカプセルに仕上げるまでにたくさんの方々の手がかかって出来上がっていることを改めて実感しました。品質を守っていくということはこんなにもたくさんの方の支えがないとできないことであるということを私たち社員がしっかりと学び、これからもお客様方に商品のこだわりを一人一人が自分の言葉で伝えていきたいと思った研修となりました。