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【70代】あなたの心に残る一冊とは?

やずやのお客様514名にお聞きした「心に残る一冊」から世代ごとにご紹介しています。40代、50代、60代と世代を超えて読まれる本が多いことに驚くとともに、あらためて本の良さを実感しています。

隙間時間でも読める本、どっぷりと浸ってしまう本、さまざまな本がありますが、ここでご紹介する本をきっかけに、もしかしたら「とっておきの一冊」に出会えるかもしれません。

今回は、70代の方の回答からご紹介をさせていただきます。
あなたの心に残る一冊を見つけてみてくださいね。

70代あなたの心に残る一冊とは?

■影響力がすごい!何度も読み返したい本

竜馬がゆく 司馬遼太郎(文藝春秋)
今から、約半世紀前、人生で一番輝く年代に入った30歳の頃、息切れ、踏ん張り、集中力が無くなり、何となく身体が怠く、診察を受けると結核の診断、奈落の底へ落された。本当に目の前が真っ暗、すぐに入院、最低1年から3年は社会復帰かかりますと言われ、家族、特に子供の事、家を建てたばかりでローンは?職場は?不安だらけの療養生活。プライバシーも何も無い、カーテンもない病室で、音楽と、読書がせめての救い、その時出会った本が「竜馬がゆく」作者の司馬遼太郎のセンス、竜馬のキャラクターでずいぶん救われたことか、約2年近い療養生活で、何度も何度も読み返し、勇気を貰い、前向きに生きることが出来た一冊である。
(ちゃんちゃん様 鳥取 70代男性)

台所から北京が見える 長沢信子(講談社プラスアルファ文庫)
中国語を勉強し始めた時に、この本に出会って、筆者の熱量に打たれました。社会人になって働きながらの勉強は厳しく 何度もこの本を読み 刺激を受け 勉強を続けることが出来ました。
(こだしちゃん様 福岡 70代女性)

功名が辻 司馬遼太郎(文藝春秋)
高校生時代に京都新聞の連載で読み、単行本も買い何度も読みました。
山内一豊の生き様、妻、千代との夫婦関係が、就職後の私の頑張り方、生き様に大きな影響を与えました。
(松ちゃん様 大阪 70代男性)

■本で感じる自然

北越雪譜 著 /鈴木 牧之 監修/岡田 武松 (岩波書店)
江戸時代に、こんなに精細な雪の絵を、描く文化が、あったことに驚き、鈴木牧之の本をまとめ上げるまでの、努力に、江戸時代の世界観が変わったというか、自分が、知らんかっただけですが。秋山郷を訪ねて、一体どのような人物だったのかと思いを馳せます。
(もとさん様 京都 70代女性)

雨の名前 写真/佐藤秀明 文/高橋順子 (小学館)
日常的に使う「雨」。季節により色々な呼び方がありますが、15年ほど前に、書店で何気なく手にした本ですが、あまりにも知らない雨の呼び方に、様々な願いや思いがこもっていることを知り、今でも読むことがあります。本と言うよりも辞書を引く?様な感じかもしれません。直ぐに忘れてしまうのですがね。
例えば、「窓雨・そうう」=窓にかかる雨。「和雨・わう」=人や作物に優しい雨。今頃だと、「涼雨・りょうう」=晩夏に一服の涼味をもたらしてくれる。気持ちもいいが、やや淋しさもある。
等々、季節ごとに調べ楽しみにしています。
(ミナカエル様 神奈川 70代男性)

■「いのち」と向き合う本

歌に私は泣くだらう 永田 和宏 (新潮社)
ずっと以前に購入していたものですが、なかなか手に取る気にならず、最近ようやく読了することができました。
歌人河野裕子は突然乳がんを宣告される。その妻を同じく歌人の夫永田和弘は懸命に妻を支える。そんな壮絶な闘病生活の十年、互いに歌を詠み続けた二人の愛の物語。
何度も何度も途中でページを閉じ、ため息をつき、果たして自分ならどうするだろうかと自問自答しながらやっと読み進むことができました。限りある命の人間の哀しさに落胆し、二人の愛の深さに感銘を受けました。
(風太郎様 山形 70代男性)

逝きかた上手 石蔵文信(幻冬舎)
全身がんの医者が始めた「死ぬ準備」
表題を見て、癌になったお医者様が、どのような死ぬ準備を始めたのか、気になって読み始めました。
私より若い64歳の時に、全身がんになり、いろいろ考えて逝くまでの、人生の過ごし方を、記してあります。
共感する部分も多く、参考に、なります。
(らんらんこ様 東京 70代女性)

いのちの停車場 南杏子(幻冬舎)
何年後かの我が家の介護の生活を考える良い本でした。
金沢の地元を題材にしてあり興味があり、知っている場所が随所に出てきて読みやすかった。
作家 南杏子さんも大好きです。
「いのちの十字架」の題で地元新聞に続編が掲載されます。
楽しみです。
映画化されて、知人がエキストラで出ていました。
(くーちゃん様 石川 70代女性)

いかがでしたか?
これまでにたくさん人生経験をされてきたであろう70代の方々が選ばれる作品は、同世代の方だけでなく、ほかの世代の方々とっても時の経過と共に「何度も読んでしまう一冊」となるかもしれません。
次回はいよいよ、80・90代の方の「心に残る一冊」をご紹介いたします。
どうぞ、お楽しみに!

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