『夫婦問題カウンセラー』って、どんな仕事?
ココカラ夫婦物語 講義1|講師:高草木 陽光
『夫婦問題カウンセラー』って、どんな仕事?
はじめまして。
私、『夫婦問題カウンセラー』の高草木 陽光(たかくさぎ・はるみ)と申します。
『夫婦問題カウンセラー』という言葉を初めて耳にする人もいるかもしれませんね。
勘違いされやすいので、先にお伝えしておきます。
夫婦問題カウンセラーは、離婚を無理に勧めたり、夫(妻)を説教したりすることはいたしません。
上記は、ほんの一部ですが……
毎日このようなご相談をいただきます。
そして、このようなご相談に対して、相談者の気持ちに寄り添いながら、解決に向けてのアドバイスや、ご提案をさせていただくのが、私の仕事です。
相談者の幸せ、夫婦の幸せ、家族の幸せのために、一緒に改善策を探り、アドバイスやご提案をさせていただくなど、前に進むためのお手伝いをする“伴走者”のような役割が、夫婦問題カウンセラーである私の「役目」なのです。
「夫婦問題」と聞くと、多くの人が「浮気」「借金」「暴力」のように、“一発アウト”になりそうなキーワードを思い浮かべるかもしれません。
しかし、実際に“悩み”として抱えている問題は、「夫が話を聞いてくれない」とか、「夫の命令口調が嫌」とか、「子どもの進路について話が噛み合わない」といった、他人が聞いたら、「些細なこと」のように思えることこそ、多くの夫婦が思い悩んでいることです。
そして、夫婦同士でも「些細なこと」として片付けてしまい、特に話し合ったりすることもなく、見て見ぬ振りをして「万事OK!」とする人もいますが、そこまでの境地に至るまでに、並々ならぬ苦労や葛藤と闘ってきた人たちであることは間違いありません。
まずは、相手と向き合うことから逃げてしまう前に、いまの“自分自身”と向き合ってみませんか?
実は私自身も、夫婦関係に悩んだ経験があるんです。
夫の言動や、価値観の押し付けに嫌気がさして、しばらく実家に帰っていた時期もありました。その時は、修復や改善策には一切目を向けることができず、夫の欠点ばかりが気になり、自分を正当化するのに一生懸命でした。
今考えると、たぶんこの頃の私は、とんでもなく怖い顔をしていたんだろうなぁ〜と思いますよ(笑)
笑うことを忘れていましたから!
そして、「このままじゃいけない」と思い立ち、前に進むためのヒントを探しているうちに、『離婚カウンセラー養成講座』を発見したのです。
「離婚カウンセラー」の文字が目の前に飛び込んできた時は衝撃的でしたね。それこそ、「離婚させるプロ!?」とビックリしましたが、そうではありませんでした。
要は、今の私が名乗っている『夫婦問題カウンセラー』と同じで、夫婦や家族の問題全般に対応する専門家です。
こうして私は、私自身の悩みを解決するのに役立つだろうと考え、『NPO法人 日本家族問題相談連盟』の認定資格を取得したのです。
ですが私の性格上、「自分が学んで終わり」という選択ができません。
せっかく習得したノウハウや知識を同じような問題を抱えて悩んでいる人たちに伝えたい!しゃべりたい!助けたい!力になりたい!……そう思ったのです。
今回、私が『ココカラ大学』の連載(講義)を務めさせていただく理由として、なんらかの夫婦問題を抱えている人たちだけでなく、「現時点では大した問題ではない」と思っている人たちにも、ぜひ10年20年先まで、穏やかで心地いい夫婦生活を送っていただくための「ヒント」をお伝えし、共有したいと思ったからです。
子どもが育ち、夫婦二人の生活がまたスタートしたら、「どうも居心地が悪い」と嘆く声をよーく聞きます。
「居心地が悪い」から「もう嫌」となる前に、夫婦関係を保つために知っておくべきポイントがあると思うのです 。
今後なんらかの問題に直面した時、それらを「問題」と思わず、明るく笑い飛ばせたら、あなたの人生、家族の未来が大きく変わることでしょう。
前向きに、楽しく明るく、豊かに。
そして、本来の“自分らしさ”を忘れないライフスタイルを応援します!
ご受講後のお願い
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講師プロフィール
夫婦問題カウンセラー
高草木 陽光(たかくさぎ・はるみ)
講師インフォメーション
▼著書《なぜ夫は何もしないのか なぜ妻は理由もなく怒るのか》
講座のイラストを制作されているのは多田 景子(ただ・けいこ)さんです。素敵なデザイン画をたくさん制作されています。よろしければ下記をご覧ください。
▼イラストレーター 多田 景子 ホームページ
▼もっと知りたい方へ、高草木先生の有料記事はこちら