たくさんの「幸せを受け取る5つの方
ココカラ夫婦物語 講義2|講師:高草木 陽光
たくさんの「幸せを受け取る5つの方法」
幸せの定義は、人それぞれですが、あなたにとっての“幸せ”とは、なんでしょう?
たとえば、ある夫は、「仕事で成功して、稼げるようになることが幸せ」だと言います。
また、ある妻は、「家族全員が健康で笑顔でいられることが幸せ」だと言います。
そして、「お金持ちになって、好きなことだけをしていることが幸せ」だと言う人もいます。
どんな幸せも、間違いではありません。
ですが、自分の望む幸せを手にするためには、自分の努力はもちろん、“家族の協力があってこそ叶えられる”ことだということを忘れないでほしいのです。
世の中には、「私は幸せではない」と思っていたり、「私は幸せにはなれない」と思い込んでいたりする人たちもいます。
でも、そういった人たちが本当に幸せではない、幸せになれないということはなく、“幸せの受け取り方”を知らないだけなのです。
ですから、幸せの受け取り方がわかれば、誰でも幸せになれるということでもあるのです。
そこで今回は、誰もがたくさんの幸せを実感でき、上手に受け取れるようになる、簡単な“幸せの受け取り方”についてお伝えしたいと思います。
1:自分を好きになる
幸せを受け取るためには、まずは“自分自身を好きになる”ことが大切です。
どういうことかというと、自分が「短所だ」と思っていることも、「嫌いだ」と感じている部分も、そういった自分を含め「すべてが自分なのだ」と受け止めるということです。
「ダメな自分を排除しなければいけない」とか「ここを直さなきゃいけない」と思う前に、「そんな自分も、自分の一部なのだ」と認めてあげることで、幸せを感じるマインドに変化していくのです。
2:ほめ言葉を素直に受け取る
心のどこかで、「私は幸せではない」「幸せになれない」と感じている人は、往々にして、人からのほめ言葉を素直に受け取ることが苦手です。
たとえば上司に、「君は仕事が早いし、なおかつ丁寧だから助かっているよ」という素晴らしい評価をしてもらったにもかかわらず、「いえいえ、そんなことはありません。私なんか……」と返答してしまいがちです。
謙遜は美徳という日本人特有の文化がもたらす影響かもしれません。
ですが、人からのほめ言葉は、まずは「ありがとうございます」と、いったん受け取ることが相手への礼儀でもあります。また、自分自身を認めることでもあるので、自尊心を高めることへと繋がるのです。
自尊心が高まるということは、幸福感も高まるということです。
3:小さなハッピーを感じる
気持ちに余裕が持てない状態ですと、何気ない“小さな幸せ”も見逃してしまいがちです。
「雑草だと思っていた、庭の草が花を咲かせた」、「最近、よく夫が話しかけてくれるようになった」、「近所に私好みのカフェがオープンした」。
このようなことは人が聞いたら、他人の他愛ない日常かもしれませんが、あなた自身が意識を向けることで、“ハッピーな出来事”へと変化するのです。どんなことでもいいので、小さな幸せに意識を向けてみてください。
4:感謝の気持ちを言葉に出す
あなたは、1日に何回「ありがとう」を言いますか?
職場の同僚や後輩へ、そして上司へ、お客様へ、お店の店員へ……。
特に違和感もなく感謝の気持ちを伝えていることでしょう。
では、夫(妻)へはどうでしょう?
日頃、「ありがとう」と思うことは、たくさんあるはずです。
ですが、それは意識していないと、言いそびれてしまったりします。
そこで、まずは是非、夫や妻、そして子どもへ、両親へ……自分の身近な人たちへ感謝の言葉を伝えていただきたいのです。
5:“1日の良かったこと”を記しましょう
日記というほど、大袈裟にする必要はありません。
今日、自分にとって良かったことを、メモでもいいし、SNSでもいいし、ブログでもいいので、毎日最低1つ以上アウトプットすることで、“日々の小さな幸せ”に気付くことができます。
たとえば、「いつもより10分早起きしてテレビをつけたら、好きな俳優さんが出ていた」とか、「子どもから、今日のお弁当美味しかったと言われた」とか……。
そういった小さな気付きが、毎日の幸せにも繋がりますし、幸せを“正しく受け取れる”体質にもなれるのです。
* * *
幸せって、待っているだけでは“来てくれない”もの。
自分で感じるものであり、見つけにいくものなんです。
ちなみに私は、「生きているだけで幸せ〜」と思っているので、他の人には些細に見える事でも、幸せを感じられる体質です♪
ご受講後のお願い
今回の「ココカラ夫婦物語(連載)」はいかがでしたか?
ぜひ、ご受講の証として、スキ❤️を押してくださいね。
ココカラPark編集部の励みになります!
(*記事の下の方のハートマークを押すだけです。)
講師プロフィール
夫婦問題カウンセラー
高草木 陽光(たかくさぎ・はるみ)
講師インフォメーション
▼著書《なぜ夫は何もしないのか なぜ妻は理由もなく怒るのか》
講座のイラストを制作されているのは多田 景子(ただ・けいこ)さんです。素敵なデザイン画をたくさん制作されています。よろしければ下記をご覧ください。
▼イラストレーター 多田 景子 ホームページ
▼もっと知りたい方へ、高草木先生の有料記事はこちら