猫背にならない6つの生活術
キレイと健康♡姿勢 講義6|講師:田中 久美子
猫背にならない6つの生活術
この講座も6回目となりました!早いものでスタートして半年なんですね〜。
これまでご自宅で簡単にできるセルフケア法を中心にお伝えしてきましたが、
今回は“猫背にならない=いい姿勢でいられる生活術”をご紹介します。
いい姿勢づくりは毎日の習慣から。ぜひ、日々の生活に取り入れてみてくださいね。
1.鏡を見る習慣をつけましょう
一日の中で何回鏡を見ますか?
お化粧するときやお出かけのとき以外はあまり鏡を見る習慣がないという方が意外といらっしゃいます。家事の合間とか、トイレに立ったときなど、時々ご自身を鏡に映してみてください。
その姿勢にドキッとするかも!
客観的に見ることが大切です。
なぜなら、ふとしたときに映るその姿がいつもの自分の姿なのですから。
そしてその姿こそからだに形状記憶されている普段の姿勢なのです。
横向きに立って、背中が丸くなっていないか、顔や肩が前へ出ていないかチェックしましょう。
2.椅子を見直してみましょう
これまでもお伝えしてきましたが、正しい姿勢の基本は“骨盤がまっすぐに立っている”こと。
お尻の穴が真下を向くように座れているかをチェックしてみてください。
座面がツルツル滑るようなタイプだとお尻が滑って骨盤が倒れてしまいます。長時間の柔らかいソファーもNGです。自分のひざ下の長さと座面の高さが同じくらいのものを選びましょう。
3.腕を振って、いつもよりプラス5センチの歩幅を
歩き方、歩幅に意識を向けましょう。
背中を丸めながら大股で歩くことは難しいものです。
大きく腕を振りながら、プラス5センチの歩幅で歩いてみてください。
それだけで自然と背筋が伸びてきます。
股関節の柔軟性を保つのにもおすすめ!
4.自分に合った枕選びを
朝起きたときに、首や背中が痛い・・・ということはないでしょうか?
枕の高さや硬さなどが合っているかチェックしてください。
高過ぎても低過ぎてもNGです。
仰向けになったときに顔と布団(ベッド)が平行になる高さ(頭〜首が真っ直ぐ)が適度な高さです。
低反発や柔らか過ぎるタイプはおすすめできません。程よい硬さのものを。
眠る際はできるだけ筋肉を弛緩させたいので仰向けが理想です。腰痛などで辛い場合は横向きでもOK。
うつ伏せは首に負担がかかるのでNGです。
5.リラックスできる寝具を
掛布団やシーツが摩擦でごわついたりするとスムーズに寝返りが打てません。できるだけ寝返りがしやすいスムースな素材を選びましょう。
ちなみに寝るときはパジャマですか?
Tシャツやトレーナーなどをパジャマ替わりにする方もいらっしゃると思いますが、素材に工夫があったり前身ごろにボタンが付いていたり(それだけで通気性がよくなるんですって!)といったパジャマはやっぱり安眠の王道!です。
6.寝る前のバンザイストレッチ
一日の終わりに、横になってからだリセット!
頑張って固まった背中を緩めてあげましょう。
バスタオルを2枚重ねてクルクル巻き、腰の下→背中のカーブの下→背中の上部と、1分ずつ場所を移動させて、脇腹を伸ばすようにバンザイ!10秒キープ。
腕を楽にして更にそのまま1〜2分脱力しましょう。
できれば両手のひらを合わせた状態で、耳にピタリと付くように伸ばします。肩が痛い方は無理をせず、伸ばせるところまででOK。
胸が開いて気持ちよくリラックスして入眠しやすくなりますよ。
いかがですか?
私は「寝る前のバンザイストレッチ」をせずには寝られません(笑)
なんと言っても背中が伸びて気持ちイイ〜♡クセになりますよ。
このうちできそうなものをまずは1つおこなってみてください。
そして、どうぞ毎日の習慣にしてみてください。できる項目を少しずつ増やしながら、猫背にならないからだづくりを目指しましょう!
私のからだを冷やさない習慣♪
マイ水筒に麦茶を温めて入れています。
冷たい飲み物を控えて、胃腸をいたわってあげましょう♡
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講師プロフィール
整体師、セラピスト
田中 久美子(たなか・くみこ)
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