ちょっと一息、近所のカフェに
引っ越し前に、東京在住の友人から「今度のあなたの家の近くに燻製工房があるみたい。行ってみようよ!」との申し出あり!
新しい住居周辺を検索していたら出てきたそうだ。
ホームページを早速みたら美味しそうな燻製が載っていた。
通信販売があり、たくさんのメニューが。
よく読むと、工房の他にカフェも併設しているもよう・・・。
「行こうよ〜」と連れ立って向かったのが「俺の庵」(おれのいおり)一番最初の出会いであった。
コーヒーを飲みながら、ご夫妻で工房やカフェを運営なさっていることなど伺った。
同年代ということもあり、話も弾む。
ああ、近所にこんなカフェがあるなんてなんてラッキーと引っ越す前からウキウキッとしたことを覚えている。まだ肌寒い二月下旬のことだった。
うちから徒歩10分、玉ねぎ畑を抜けて小川を渡り住宅街を抜けると「俺の庵」がある。
知らなければ通り過ぎてしまいそうなところだ。
オーナーご夫妻。
引っ越してから、環境がグッと変化し私の生活も変わってきた。
家庭菜園へ行くことは減り6月にはそれも終了だ。(やっぱり遠いのよ〜)
筋トレ教室もやめてしまったし犬の散歩ももはやない。
そう!「外出」がめっきり減ったのだ〜。
お店はそれほど多くなく、不便というほどではないけれど「おしゃれショップ」関係や「本屋さん」は電車に乗らないと・・・。
日々の生活の中で、ちょっとした気分転換というか、一息入れに行く場所はどうしても必要だ。
「俺の庵」は私のそんなスポット♬
ランチを食べに行くこともあり。
燻製好きにはたまらないオンパレードのランチだ。
二階の席もいいね。
眺めがいい!晴れた日は富士山も見える〜。
写真に写ってる木製の椅子やテーブルは全てご主人が作られたということ。
他にも母屋以外の小屋や工房も手作りなんだって!ビックリ!
「ずっとやりたくて場所を探していた」とか「退職後のことは四十代の頃から計画していて、六十代からスタートした」とか、ポツポツと庵のことをお話ししてくださる。
質問して一挙に聞くのはもったいないような気がして、行くたびにちょっとずつね。
この前は、「仕事終わってから、庭で音楽聴きながら二人でワイン飲むのがホント幸せ」と奥さま談。
こういう何気ないお話しにこちらも本当にほっこり気分に浸る。
庭にはこんな可愛い工作もあり。
歳を重ねると「新しい出会い」はあまりなくなってしまう。
面倒くさいとか億劫な気持ちが先に立つってこともありなかなかね〜。
でも、新しく出会った方と語らうことの楽しさはまた格別だ。
何かがイキイキと動き出す感じ。
なんでも淀むのはよくないもの。
キウイの葉っぱの木漏れ日の下でいただくコーヒーのうまさよ。
この記事で初めて本田先生のことをお知りになった方は、自己紹介もお読みくださいませ。