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秋のチクチク。私の心の健康維持法?!

今年はわりとチクチクの縫い物がはかどった夏だった。
そうそう!ごく小さい布を使っての紫陽花ブローチもいくつか作ったし、真夏には大物に挑戦もしてワンピースを縫った。それも3枚も!

つくる度に、おお!そうなるのね!とかここはどうなってるんだろう?とかね、色んな発見や疑問も湧き、手持ちの服をよくよく見たり・・・。
なんでもやり始めると面白くなる物だ〜♪

大物作りをすると、当然というか、副産物的な「端切れ」の小布がたくさん出る。
どうしてくれよう、この細切れの布たちを!と考えるのもまた楽しい。
余った物だから、色んな形だし面積も少ない。
そんな気楽さがまた良いのだ。

白とブルーのワンピースを縫ったあまりの布で、12センチ角ほどのコースターをいくつも作った。

ヨットの見立てたのは、三角っぽい端切れがあったからそのままの形を活かしただけ。
最初のスタートは偶然だったけど、何艘ものヨットがテーブルに並んだらいいだろうな〜とヨットのアップリケをいくつもね。
自分満足だけど、涼しげなテーブルになっていたと思う。

残暑が残っていたけれど、9月も半ばを過ぎればなんとな〜くの秋の気配。
これからの季節にちょっと合わせたくて、ベージュと黒の布で秋冬に向けてのコースターを作ってみたくなった。

正方形に近い布2枚を合わせて、そこにアップリケ。
適当でいいのです!
適当がいいのです!
縁の始末もなしの縫いっぱなしでオッケーとします。
何度も洗っていると、いい感じに布目が詰まり、縫った糸と布地が馴染んでくるよう。
アップリケの図案も小布の形を生かせるよう見立ててみたい。切り落とす部分を少なくするために〜。
運針で刺し子します。
縦縫いだけでも格子に縫ってもまた雰囲気がガラッと変わります。
 
秋冬用と思って縫い始めたけれど、やっぱり引き続きでヨットに。

黒船かっ!自分ツッコミなどしてみる。

もう一枚はコーヒーカップのアップリケ。

これからはこれらね〜と並べて眺める。

続いているチクチク作業、これは私の心の健康維持のためか?とふと思った。

「ああ、やらなくちゃいけないことが山ほどあるのにやりたくない」と気持ちだけが焦り、ザワザワとするときにチクチクにいったん逃げるの。
また、ホッとした時も無心にチクチクしている。

達成感がすぐに味わえる小物、成り行き次第の変化を楽しむ手芸っていいね!
それで「使える作品」が出来上がるのだから一挙両得。
 
なんて思ったけれど、ただ単純な作業が好きだからかも。
まだまだ続くよ、私の簡単チクチク。

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ココカラPark編集部より
無心にチクチク。
テキトーでもOKとしながらのコースター作り♪
端切れから、また役立つものに出来上がる達成感。
チクチクチクチク、無心でチクチク時間。
「チクチク作業、これは私の心の健康維持のためか?」
ふと思われた本田先生。
やることがいっぱいで、頭も心もざわざわしてきたらいったん作業に没頭。そうしているうちに、頭も心もスッキリ!無になれるような気がします。
自分なりの「心の健康維持法」を秋の夜長、見つけてみてくださいね。

この記事で初めて本田先生のことをお知りになった方は、自己紹介もお読みくださいませ。

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