一鉢のポトスから
ポトスの鉢植えを購入したのは2年前のことだ。
義母さんが亡くなり、八畳間はガランとした部屋になったのが2年前。
居間と義母さんの部屋だった八畳間の間のところに何かぶら下げるタイプの植物が欲しいな〜と買いに行ったのだった。
思い起こせば・・・介護生活が終わりきっと気が抜けた時期だったのだと思う。
それまで観葉植物に強い関心はなかったのに、購入したポトスを皮切りにモンステラとか南国風のシャワシャワした椰子の木のような葉っぱとか買い集め始めた。
初心者なので、強くてとにかく気難しくない植物!というのが探すポイント。
それでもいく鉢かはダメにしてしまったけれど、一番最初に手に入れたポトスは丈夫でよく育っている。
茎がぐんぐんと真っ直ぐ伸びてくれたらいいのだけれど、なかなか思うように、思う方向に向かってくれないのが植物だ〜!
きっと上手いこと誘導するように添え木をするのかもしれない。
そこまではできないので、「いいよいいよ〜自由に育ちなさいよ〜♪」と放任主義を決め込んだ。
それにしても、育つうちに重心がおかしなことになり鉢も傾き始めたので、葉っぱを整理した。
切り取った茎は水栽培に。
半月ほど観察していると根が出てくる。
ポトスの茎の節の部分から、ひょろりとした根が伸びていく様が気持ちがいい♪
もしかして?こりゃどんどんと増やせるのかも?と倍々ゲーム的期待が湧いてきた。
ただビンの水に挿しておくだけではなく、ハイドロカルチャーにしてみようかと、天然鉱石のゼオライトを買ってきた。
つぶつぶの石ね。
基本水栽培と同じだけど、根っこ部分を石で隠すの。
小さな金魚鉢があったので、そこにポトスを植え込み〜。
水をたっぷり入れると生き生きとして見える。ワクワクだ♪
白い根っこがきっとガラス面から覗けるだろうな。
入れ物が違うだけで、印象がグッと変わる。
落ち着いて見える不思議。
ポトスが強い植物だからこそやってみようという気持ちも起きるのだろう。
小物の飾り台になっている足踏みミシン。
ちょっとだけ秋のムードを漂わせようと、羊毛の織物マットを敷いてみたけれど、物を置きすぎて意味なし!ザンネン!
サンタクロースはまだ木陰で待機中。
手が掛かりすぎても大変。
でも何にもないのは寂しい・・・とはホント勝手な感情だ。
ポトスがあって良かったな〜と部屋を見回しながら思うよ。
鴨居に掛けているのは初代の親ポトス。
金魚鉢の水栽培は2代目の。
小さな植木鉢に植えたのは3代目ね。
そうやって増えていくポトスが楽しい♪
先日、駅ビルのお店(雑貨屋さん)で天井付近の棒に絡ませたポトスを見た!
こんなに長く伸びるんだな〜とビックリ。
うちでもやってみたいなと思う。
余談ですが・・・うちで増やした多肉植物もあり。
茶色のティーポットに植えてあるのは8年前に友人から一枝いただいたもの。
一枝はどんどん増えて、ポキポキと折っては土に挿して増やした。
うちで増えてくれると、嬉しさは倍増する!
この記事で初めて本田先生のことをお知りになった方は、自己紹介もお読みくださいませ。