友人の家を訪問する
もう一回りの生活の縮小を考えている私は、実際に実行されている方を訪ねることにした!
なんてね・・・ずっと前から「遊びに行くよ〜♪」「きっと来てね〜」と言い合っていた友だちとの約束を実現させたということなんだけど。
都内某所に住む友人は、10才ほど年上で話しやすいということもあり何でも相談させてもらってきた仲である。
長年やっていたカフェを昨年たたんだ後はベッタリ(ご本人談・笑)ご主人と二人の生活になったということ。
今回、「生活縮小させるために、公営の集合住宅に住居を変えることも考えてるの」という私の相談に乗ってくれたのだ。
友人のEさんは6年前、生活を10分の1にまで縮小し、2LDKの公営住宅に住み替えたのだそう。三人の子どもらがそれぞれに独立して家を離れたので、大きな家より住みやすい住処にと。他にも経済面のことや細かな理由は色々あったけれど、「夫婦二人だけの生活重視」でここを選択したと教えてくれた。駅も近い住宅街、良い立地。
そんなお宅にお邪魔してきました〜!ワクワク♪である。
さあ!これから画像見ながらお宅拝見です。
最寄りのバス停から5分ほどでEさんちに到着。
築30年のアパートの入り口、レトロ感がすでに好ましい。
ドアを開けるとこんな風。
いきなりダイニングになるので、棚でワンクッション置くための壁を作っている。棚は食器棚ね。
バスケット利用して、玄関周りに必要な小間物収納。
台所の写真も撮らせていただいた。生活感満々な台所の可愛いこと!こういうのに感激する。
絵になるね〜と一枚パチリ。
小窓のカーテンは手作りだということ、まるでパリのアパルトマンのようではないか。
シェルフでまとめた収納も使いやすそうだ。
「ご飯にしようよ〜。カルパッチョとサラダ。タルトタタンも焼いてるのよ」
とEさん。
6人掛け(8人は着席できそう)のテーブルに、準備してくださっていた昼ごはん。ビール付きって幸せすぎました。
「洋服はどこに仕舞われているの?」と聞いたところ、ベッドルームのタンスを指差された。
母上の桐のタンスを引き継いで使われているそうだ。
和ダンスの収納力に驚くよ、まったく!
我が家でも、桐の引き出し箪笥を使っている。アイロンやらCD、ゲームなどなどこんなに入るの?!と驚きの収納だ。共通点をみた。
共通点といえば、ごちゃごちゃは一箇所にするという方法も我が家ととっても似ていた。
本棚の裏側はコラージュ場所になさっているEさん宅。
お孫さんの描いた絵やDM、絵葉書などがびっしりと。うちの台所にもこんなコーナーがある!いっしょだわ!
またカーテンの使い方がとても印象的だった。
トイレの小さい窓には二段スカートのようなカーテンがかかっていた。
「夏は一枚取るの」とEさん。季節によっての使い分けだって!感心しきりの私。
お風呂場の入り口には刺繍のカーテンが下がっている。ヴィンテージのテーブルクロスを2分割し、レースをあしらって作り上げたそう。
・・・やはり・・・暮らしはセンスなんだな〜と何度も思う。
前出の写真、桐のタンスの上に乗っかっている三つの段ボール箱に入っているものは、子どもらの思い出の品々。きっともらったカード類?お手紙?赤ちゃんの時の靴下?へその緒、捨てられない小物が詰まっているそうだ。
いいな〜と思った。真似しようっと。各人段ボール箱一つだけってところがミソだろう。
食器戸棚の引き出しの取手の修理が素敵。
ものは大事にすればするほど可愛くなるの手本のようだ。
Eさん、見せてくださって本当にありがとうございました!!潔さやものを大事にする方法も習った気がします。
これからの暮らし方の、大大大参考になりました。
いくつになっても変化を恐るなかれ!と清々しい思いも。
どう暮らすか、どう暮らしたいのか?を改めて考えたい。
生活を楽しむセンスがますます入用になる年代だ。ムフフフ〜♪と不気味に、無敵に笑っていこう。
この記事で初めて本田先生のことをお知りになった方は、自己紹介もお読みくださいませ。