お正月の準備
寒さがいちだんと・・・増してこない!年末間近というのに。
先日長野に帰省した時に感じた「真冬の空気のにおい」、あれは久々に嗅いだにおいだった。
そうそうこれよ!冬ってこれよ〜!と思った。
でもやっぱり子どもの頃の冬はもっともっと寒かったのだ。
寒くてもクリスマスのお楽しみがあったし、続くように年末年始とイベントが続く。
それぞれにリースを作ったり部屋の雰囲気もそれらしくし暖かいムードにするお楽しみも冬にはある。
クリスマスのリースを作ったことは何度もあったけれど、お正月のしめ縄飾りをなうところから作ったことはなかった。
ワラをなって縄のようにして、丸めて・・・というのやってみたいじゃない?一度は。
今年はいいタイミングで友人からのお誘い!真菰(まこも)でしめ縄飾り作りのワークショップに行かない?と。
いくいく!行きた〜いとすぐに乗っかった。
会場がうちから近いというところも心動いた理由♬
教えてくださる先生の指先はしなやか〜に動いて、するすると真菰をなっていく。
真菰という植物、初めて知ったわ〜。
出雲大社では毎年真菰の注連縄(しめなわ)が奉納されているのだそう。
水や空気の浄化作用もあるというので、我が家の空気もぜひ浄化してもらおうと、意気込み新たにスタート。
カサカサに乾いている真菰に水分を与えつつの作業となる。
足指も総動員だ。
けっこう体力使う。
誘ってくれた友だちも真剣に作っている。
おしゃべりなしのしめ縄作り、すでにみんないいものになりそうな予感は満々に。
龍の顔をもったしめ縄、難しいけれど来年への思い込めて頑張ってみた。
先生の作った龍の尻尾、あれ?かっこよく上がってる!!
私の尻込み龍、年末までに手直ししようかしら。
壁にかけて眺めていると満足感がひしひしと湧き上がってくるよ。
初めて作ったしめ縄、龍の顔のあるしめ縄。
ホントはね、今年は一人のお正月だし、小さめのでいいかな。なんなら飾らなくてもいいかも?なんてわりと消極的に考えていた。
気楽な年末年始にしようと思って。
でも一つでも非日常的なもの、お正月だけのものを手作りすると、気が引き締まる思いがする。
気楽な生活でもポイントだけは押さえておこうと思った。
しめ縄作りに誘ってくれた友だちに感謝々である。
***
教室で、
「これ、どんど焼きには持っていけないなあ」
と、出来上がったものを見ながら呟いたら先生も
「僕も燃やせません」
と言っておられた〜〜。そりゃそうだよね。
ほんとに年末に向けてカウントダウンの日々が始まる。
あと何日、年内に済ませてしまおう、とか若干気持ちも焦り気味に。
まずは明日ストーブの掃除だ!
一つずつこなしていきたいと思います。
でも来年に持ち越しということも視野には入れて〜!笑
今年一年ありがとうございました。
引っ越しもしたし、新しい海の遊びも体験できました。
「今がいちばん!1955GO!」を毎月読んでくださり深く感謝いたします!
また来年もよろしくお願いいたします。
2024年も楽しいことたくさんしたいです。
ではみなさま、良いお年を!
***
教えてくださった寺井しょうへい先生。能面の彫師でもあります。
伊那市高遠町に来年から本格的に住居を移し、農業や真菰栽培にも力を入れるそう。
この記事で初めて本田先生のことをお知りになった方は、自己紹介もお読みくださいませ。