20年前から変わらない愛情ランチ!心と体のバランスのために。
やずやには社屋の一角に社員食堂があり、社員は温かくておいしいお昼ご飯を毎日食べています。実はこの社員食堂、設立までにエピソードがありました。
現会長である矢頭美世子が社長に就任して3年が過ぎたころ、
貧血を理由に会社を休む社員が多いことに気付きました。
お客様へ健康をお届けする会社として決して良いことではなく、
やずやの「母」として見過ごすわけにはいかない!という想いから
現在の美健弁当に繋がる料理教室がスタートしました。
健康の基本は「食べること」
「台所に立つ喜びを知ってもらおう」とまずは社員を対象にした料理教室がスタートしました。
ただ残念ながらその場ではみんなで作ったり食べたりすることを楽しんでも、実際、家で料理をするかというとそれはまた別の話で、つい外食や簡単に食べられるものに頼ってしまい継続できない人がほとんどだったのです。
2004年、社員食堂完成
健康のためにも毎日続けられる方法はないかと、次に考えたのがランチでした。
朝晩ちゃんとした食事ができなくても、お昼ご飯でバランスがとれるようにと、ついに2004年、社屋の一角に社員食堂が完成したのです!
一食250円の健康
毎日のことなので社員が負担を感じないで利用できるようにと、
どんなに野菜や肉が高騰しても一食250円で健康に配慮したお昼ご飯を食べられるようにしました。
雑穀ご飯はもちろん、だしや油などの調味料は自社商品を使用し、毎日サラダ、煮物、炒め物など5、6種類のおかずが並びボリュームも満点です。
空のプレートに、決まったおかずを決まった量だけ自分で入れていき、
最後に出来たてほやほやのメイン料理を調理スタッフが盛り付けたら完成。
温かいものは温かいうちに、冷たいものは冷たいうちにいただく。
ここにも「母」の愛が詰まっています。
ある日のメニューはタンドリーポーク、かぼちゃコロッケ、ひじき煮、
中華風春雨、卵スープでした。
さらに別の日のメニューはマスのタルタル焼、
ホイコーロー、切り干し大根の酢の物、ほうれん草の辛子和え、
すまし汁でした。
ランチ作戦は効果てきめん!
開設するなり、多くの社員が社員食堂を利用し、しっかりご飯を食べるようになりました。
貧血を理由に会社を休む社員が徐々に減り、1年後にはゼロになったのです!
部署を超えたコミュニケーションの場へ
社員食堂は社員の健康作りの場だけでなく、社員間のコミュニケーションの場にもなっています。
もともとコミュニケーション好きの多いやずや社員は、部署が違ってなかなか会話をする機会のない相手でも、食堂で席が隣になると積極的に話しかけ、いつの間にか会話に花が咲くこともしばしば。
おかげで今では、食堂でご飯を食べながら趣味の話で意気投合したもの同士が、社内で部活を発足させたり、週末は一緒にキャンプに出かけたりと、想像以上の輪が広がっています。
毎日食べていると体の健康だけでなく、心にも健康をもたらしてくれる。
それがやずやの「美健弁当」なのです。