見出し画像

私が映える「冬の白」

ココカラのおしゃれ講座 骨格&カラー診断 講義7
講師:小島 葉子

私が映える「冬の白」

白い服ってお持ちですか?
今年は白をメインにベージュの濃淡を足したようなワントーンコーデも流行っています。
冬の白って素敵ですよね!

私の手持ちの白い服を並べてみました。

記事内画像

こうして並べてみると、「白」として売っていた服の中にも、バニラアイスのように黄みがかったもの、少しグレーっぽいもの、半紙のような白、白衣のような純白など「いろいろな白」があることに気が付きます。
・・・白って意外とバリエーション豊富でしょう?

でね、この中にはお顔がとびきり映える白とそうでもない白があって、それが人それぞれで違うんですよ。

「えー!白ならなんでもレフ版効果じゃないのー!?」なんていう声も聞こえてきそうですが・・・違うんですよ~(笑)。

私がサロンで行っているパーソナルカラー診断では、下のようなドレープと呼ばれる布を使って、その人にとって「どんな白」がお顔うつりが良いのかを調べます。

画像2

画像左側のスプリングとオータムはイエローベースと呼ばれる黄みのある白。
画像右側のサマーとウィンターはブルーベースと呼ばれる黄みのない(もしくはごく少ない)白ですね。

パーソナルカラー診断をしなくても、冒頭の私のように、お手持ちの白い服を出してきて鏡の前に座り、1枚1枚をお顔の下に当ててみると・・・

「黄みが無ければ無いほど垢抜け感が出る」

「少し黄みがあったほうが上品さが出る」

「純白だと割烹着のように見えてしまう」

「バニラホワイトは顔が黄ぐすみする」

・・・など、いろいろと発見があると思いますのでぜひ試しにやってみてください。

私も手持ちの服の中から、いちばん黄みが強い服と、いちばん黄みが少ない服を着て顔うつりを比べてみましたよ。

記事内画像3

どうですか?

写真だと正確な色が出にくいうえに、今みなさんがご覧になっているパソコンやスマホなどの機器の色調整の加減で、どう見えているのかわかりませんが、鏡で見ると、この写真よりももっとわかりやすく、着る服の色によるお顔うつりの違いが感じられます。

私の場合は左側の黄みの強い服だと顔も黄ぐすみしていて、輪郭や立体感がぼやけます。
右側の純白の服のほうが顔が明るくなり、輪郭や立体感がはっきりしますよね。

もちろん人によっては私とは逆の結果になる場合もありますが、ほとんどの人は「黄みの強弱」によって、お顔うつりが変わってきますので、自分は黄みが強いほうが映える人なのか、黄みが弱いほうが映える人なのか、比べて覚えておくと良いですよね。

日々のおしゃれに「自分が映える色」を味方につけることは、お顔にくすみが出てくるこれから先の年代にこそお勧めしたいことです。
同じ白い服を買うのでも、着映えする色を選びたいですもんね!

このように、パーソナルカラーも考慮しつつ、今年は「冬の白」をコーディネートに取り入れてみませんか?

あ、そうそう!

お顔が映える白の選び方は、お嬢様のウェディングドレス選びにも!ぜひ活かしてあげてくださいね。

ご参考いただけましたら幸いです。

ご受講後のお願い

今回の「ココカラのおしゃれ講座(連載)」はいかがでしたか?
ぜひ、ご受講の証として、スキ❤️を押してくださいね。
ココカラPark編集部の励みになります!
(*記事の下の方のハートマークを押すだけです。)

スキ画像

講師プロフィール

パーソナルファッションコーディネーター
小島 葉子(こじま ようこ)

画像5

1966年5月生まれ。子どものころからのおしゃれ好き。
短大卒業後、メーカー勤務を経て、結婚。
長男、次男の育児に明け暮れる中、夫の赴任に伴い家族でドイツに暮らしヨーロッパマダムのファッションに刺激を受ける。
帰国後、15年の専業主婦から一念発起し、社会復帰へ。
その中で、接客業にも携わり、お客様が喜んでいただけることが楽しみに。その後、似合う色・似合うデザイン・似合うメイクで、お客様の魅力を開花させる仕事をとパーソナルカラー診断プロ認定・骨格診断プロ認定・メイクアッププロ認定取得。
ファッション&メイクのコンサルティングサロンMyOwnStyleを開く。
「洋服選びに迷わなくなった」「買い物が楽しくなった」「やせた?と言われた」などの声続出。

講師インフォメーション

▼ブログにてほぼ毎日おしゃれ情報を発信中

▼著書『あなたの好きな服が、似合う服になる』

▼著書『もう悩まない!素敵になれる大人服のルール』

▼イラストレーター 中島 慶子 ホームページ


前の話へおしゃれ講座一覧へ次の話へ