若手研究者の情熱を未来へつなぐ役割
やずやでは、昔から体によいといわれる食材を、現代のライフスタイルに合わせて取りやすい形(商品)にすることで、元気で健康な毎日をサポートすることを目指し、これまで数多くのお客様、生産者、研究者と向き合い、商品開発を行ってきました。
その中で実感するのは「食と健康には、まだわかっていないことがたくさんある」ということです。世の中の食材・食生活には、良さがたくさんあるはずですが、その良さを解明するためには多くの研究・研究者の努力が必要です。しかしながら、「食生活とヒト」「食事とヒト」の研究は、専門的な知識・技術・経験が必要な分野で、特に若手研究者への研究支援があまり活発ではありません。
そこで、2007年より『やずや食と健康研究所』を立ち上げ、「食べること・生きること」を科学的に研究する研究者を支援してまいりました。
『やずや食と健康研究所』設立から16年の取組
『やずや食と健康研究所』では、過去16年間で約100名の研究者の支援を行ってきました。
食と健康に関する研究を行いたくても、経験や資金不足から研究を進めることができない、若手研究者を中心に研究支援をしており、45歳未満という制限はあるものの、資格・役職を問わず、食品・食物・食生活習慣に関する研究であれば、応募することができます。
そのため、毎年70本以上の研究内容が応募されてきます。
若手研究者と共に成果を出すことを目指して
「食と健康」というテーマは幅広くさまざまな内容での応募がありますが、事務局メンバーと理事長・大学教授等からなる助成評議員4名で毎回全ての応募内容を確認しています。
応募するにあたり、研究計画調書の書き方やポイントも事前に公開し、また助成決定後に提出された内容に関しては、助成評議員と内容をすり合わせた上で事務局より細やかなフィードバックを続けてきました。
『やずや食と健康研究所』では助成金をお渡しするだけでなく、研究成果が出せるよう若手研究者の伴走者として寄り添う気持ちで研究支援に努めてきました。そういった研究所の姿勢が各方面の研究者の方々に好評いただき、若手研究者の登竜門としてご紹介していただく機会も多くなってまいりました。
事務局メンバーに選ばれて
実は、事務局メンバーは商品企画室所属のやずや社員が運営しております。薬剤師や管理栄養士などの有資格者もおりますが、そうでないメンバーも助成評議員の方々の教えを受けながら、自らも事務局メンバーで役立つ一員になれるよう日々勉強を積み重ねています。
事務局員として在籍13年になるNさんに話を聞いてみました。
専門的な内容にも臆せず挑戦する事務局メンバーだからこそ、やずや社員の中でも一際輝いて見えるのですね!
未来につなぐため、さらなる挑戦を!
ここ15年での支援の中で、予定通りゴールまで辿り着ける研究ばかりではありませんでした。被験者が思うように集まらない、研究環境が整わなかったなどの理由で中断を余儀なくされた研究もありました。
そういったことを一つでも無くせないかと模索している中、福岡市東区照葉地区の立地を活かした健康に関する研究・情報発信を行っていくことが決定いたしました。第一弾として、福岡女子大学と包括連携協定を結び、地元の男子プロバスケットボールチーム、ライジングゼファーフクオカのユースチーム向けに、栄養バランスのとれた食事に関するサポートを始めています。
本物をまっすぐ伝えていくために
やずやでは、健康食品を通してお客様の健やかな生活、また健康の先の楽しい人生のお手伝いをしたいと日々努めております。
世の中にあまたある健康食品の中で、お客様方に私たちやずやの商品を自信を持ってお届けできるのは、やずや創業時から「本物だけをまっすぐあなたへ」という理念に基づき、全ての活動において、自分の家族、友達、身近な人へ本当におすすめできるものだけを伝えていこうという姿勢が社内全体に浸透しているからです。ここ福岡を拠点に、未来につながる新たな健康につながる取り組みができることは社員にとってもとても誇りとなっています。
これからも社員一人一人がさらに磨きをかけ、全国のお客様に自信を持って健康のお手伝いができるよう励んでいきます。