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「胃腸が弱くて続かないんです!もう無理」という方にオススメのボーンブロススープ!

やずや社員歴19年。健康管理士一般指導員の國重です。 ちょっと知るだけで、健康につながる情報をわかりやすくお届けしていきます。

今回のテーマは「腸の弱い方にオススメのスープ」です
タンパク質を摂れば身体にいいのはわかりましたが、胃腸が弱くて続かないんです。もう無理です」という方に読んでいただきたい本日のお話は「ボーンブロススープで腸を回復」のお話です。
ボーンブロススープは、粘膜が弱くなっている腸の回復と腸の細胞の再生の役に立つスープなのです。私胃腸が弱くて、虚弱体質なんです。そんな方はぜひ試してみてください。

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こんな方におすすめです!

  ・普段少し食べただけで食欲がなくなる。
  ・すぐ下痢になる。
  ・生まれつき食が細い。
  ・食後や、生理前はイライラする。
   ・ストレスに弱い

ボーンブロススープが体にいい理由

ボーンブロススープは骨だしスープのことです。鶏、豚、牛、魚なんでもいいのですが、骨からスープを煮出していくスープです。この骨から出した出汁が腸を回復してくれるのです。腸は免疫細胞が集まっていますし、栄養素の吸収する大切な場所です。また、腸は第二の『脳』なんて言葉もありますね。腸をいたわって腸を回復させてあげましょう。

ボーンブロススープの中身を見ると、
1.ミネラルが豊富
 カルシウム・マグネシウム・鉄などのミネラルは腸の回復に必要。特に鉄は必須です。だから鉄が欠乏しいやすい女子の方が胃腸の弱い人が多いのですね。

2.アミノ酸が豊富
ボーンブロスはアミノ酸特にグルタミン・ グリシンというアミノ酸が豊富です。他にもコラーゲン、ヒアルロン酸、グルコサミン、もちろんビタミンといろんな栄養素が摂れるのです。
ボーンブロススープは腸を癒す。腸粘膜を回復させる。炎症を抑制する。ス トレスを緩和する。免疫力アップ。アンチエイジング。ということで腸が回復すると、体もメンタルも強くな りますよ。胃腸が回復したら、タンパク質や鉄にも再チャレンジしてください。

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ボーンブロススープの作り方

作り方は骨から出汁をとる。以上!なんですが・・・
我が家の家庭で作るボーンブロススープを少し書いてみます。

<作り方> 
(1)お家では手羽か、骨付きの鶏肉を2リットルの水に入れて煮込んでいきます。
※まずは包丁で、骨をたたいて少し砕いておくとさらによし。
※臭みを取りたい方はよく洗った野菜を入れるとさらによし。(甘味が出る玉ねぎがおすすめ)いつもは捨てるキャベツの芯やねぎの捨てるとこを入れるもよし。手に入りやすい鶏・豚の場合は煮込んだ方が、栄養素がたくさん出てくるので弱火で3時間くらい煮込みます。
(2)浮かんできた脂やアクは取って澄んだスープにしていきます。 
(3)後はスープだけを取り出して、冷やしておきます

*作り置きレシピ*
必要な時に野菜をいれて具沢山スープにしたり、リゾットを作る時のスープにしたり、ベトナム風にパクチーやレモン+フォーでもおいしい。少しだけ塩を入れて冷やし茶漬けのお茶の代わりにも使えます。1週間のために、休日にボーンブロススープを作り置きしてみましょう。

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消化器官粘膜とグルタミン

グルタミンはアミノ酸ですが体内で作られるので、必須アミノ酸ではありません。しかし体内で一番多いアミノ酸なのに、長期的なストレスや外傷で消耗しやすいです。現代人はグルタミンを合成する筋肉が少ないため、食事でプラスをとることがおすすめ。 グルタミンはいろいろな効果が期待できますが、ここでは栄養を 取り込む腸管の栄養となり、絨毛の細胞分裂を助けてくれ、腸管を再生する成分と覚えてください。また、ピロリ菌から胃を保護してくれたりもします。
「グルタミン」は「グルタミン酸」とは違うのでご注意ください!

他にも「ちょっと知るだけで役立つ健康豆知識」掲載中です!ぜひご活用くださいませ。

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