見出し画像

そうだ!山にいこう

家族のことでモヤモヤする日々が続いていたのは5年ほど前のことだった。
そんな中、5月の新緑のころ高尾山に登った思い出がある。
友人を誘っての二人登山。599メートルをエッサエッサと。
登るにはいろんなルートと方法があり、私たちは楽々コースを選び、リフトも使いながら、新緑から出る酸素をぐいぐいと吸い込みながら頂上まで登ったよ。

スカッと晴れた青空のもと、遠くの山々や小さく見える家々の景色を眺めていると、心がどんどん晴れていったのを思い出す。
多摩市に住んでいたころの思い出〜。

今住んでいるところ(小田原)の、となり町にある「吾妻山」という山は、標高136メートルのこじんまりとした山である。
山頂の公園では子どもたちが滑り台で遊んでいたりと・・・ちょっと眺めのいい広場って感じで
地元の人たちの公園として親しまれているようだった。
菜の花のころ、初めて登ってみた〜。2月。

画像1

海を見ながら登っていくと、ババ〜〜ンと広い山頂公園に到着。

画像2

画像3


ゆっくり登りで30分弱である。
なんなん?!え?この景色って!!いったい。
富士山あり、海あり、菜の花畑あり、青空広がり・・・見たかったものすべてが揃っていた〜!

画像4


このところ、義母の調子が悪かったり親しい人の病気のことなど、ちょっと心配事が続いていたので、自然と気持ちが「高いところ」に向いたように思う。5年前のあの時と同じように。
体を動かし、ふだんは使わないような筋肉を使って登る山♪
気持ちよさを存分に味わってきた。
桜の木々もたくさんあったので、きっと桜の頃にもう一度!と心に決めた。

桜満開の3月下旬、ココカラPARKの編集さんと、山頂で待ち合わせる。

画像5


桜、満開の日。
「きれいね〜、人もまばらなところもいいね〜」
といい合いつつ、お弁当をいただく。

画像6


四季折々の植物を楽しめるようになっていて、作業をしていた。
その姿ものどかで、またカッコいい。

画像7


……………………………………
4月。朝。
午前中にすることを済ませたら、ささっと吾妻山に登ろうと決めた。
義母のヘルパーさんが帰られたら、すぐに出発だ!
8時半に家を出て、10時には帰宅完了〜。

画像8


義母さんの食事の介助や身の回りの世話の数々に手がかかることは多い。
でも、「あの時間」(←象タイムとかね)をやりくりすれば登山もできてしまうものよ。
高いところに登るのが、こんなに気分転換になるものだとは!
136メートルってとこも、今の体力に合っていたのだと思う。

桜が終わったらツツジなのね!

画像9


新緑の中、一歩一歩登る山。


私のお楽しみがまた一つ、確実に手に入った。


ココカラPARK編集部より
本田先生に「いいところがあるのよ〜」とおすすめされていた吾妻山。
「久々に会う友人を誘って行ってみることにしました」と先生に伝えると待ち合わせをすることに♫
ホームページで調べたつもりだったけど、行ってみて実感!
先生のいう「良いところ」という意味がよくわかる。手軽に登れるのに、絶景感が味わえる。本当になんでも揃っているところでした。
土曜日ということで家族連れも多く、吾妻山公園にある桜のトンネルを抜けるようなすべり台は子どもたちでいっぱいの大人気スポット。
先生に「おとなも遊ぶのよ!」と背中を押してもらいチャレンジ!
あまりの気持ち良さに2回も滑って満喫〜。先生の若い秘訣がわかったような1日となりました。日が暮れるまで遊んでいられないおとなですが、本当に素敵な時間をありがとうございました。
(みなさまにもすべり台の気持ち良さをお裾分けです↓↓)

この記事で初めて本田先生のことをお知りになった方は、自己紹介もお読みくださいませ。

自己紹介へ / マガジンTOPへ / 前の話へ