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日頃伝えられない想いを手紙にしたためて。

御用納めの日。
やずやでは上司から部下へ手紙が渡されます。
上司が一人一人の部下のことを想い、今年一年取り組んできたことを振り返りながら感謝をしたためた手紙です。

上司となって「書く立場」になったMさんに話を聞いてみました。
私にとって「ラブレターのようなものです」と語りだした主任2年目Mさん。
Mさんは新卒で入社後10年間紆余曲折ありながらも大事に育てられ、いまでは部署を引っ張るリーダーです。書き手でもありながら、まだ「受け取る立場」でもあるMさんの手帳には昨年もらった上司の手紙がはさまれていました。
上司からの手紙を宝物のように持ち歩き、めげそうなとき、たびたび見返すときもあるそうです。そんなMさんだからこそ、11人の部下ひとりひとりのことを想い、手紙をしたためていきます。

部署によっては、部長・課長・係長・主任とたくさんの上司がいますが、まとめて一枚ではなく、「部長から」「課長から」「係長から」「主任から」とそれぞれの立場から一人の部下に対して手紙をしたためていきます。

普段は相談や報告という形で話す機会はあっても、面とむかって感謝の気持ちを部下に伝えるのは照れ臭いものです。
苦手と言っていた仕事にも果敢に挑戦してくれたこと。日々、前向きに頑張って取り組んでいるところをねぎらい、普段のやりとりでは口に出せなかったことも手紙なら言葉にできるから不思議です。

あと数日で御用納めがやってきます。
今年一年頑張った部下への気持ちをこめたお手紙が渡されます。
帰ってからゆっくりと一人で読む人、帰る前に待ちきれず読んでしまう人。部下にとってもこの手紙はとても待ち遠しいものになっています。

ひとりひとりの部下の頑張りに思いを馳せること、実はこのひと時があるからこそ、来年もまたもっともっと成長できるように応援していきたいと、上司も力が入るのです。

この一年を振り返ること、手紙を通して部下を想い、言葉で伝えること。
この大切なやずや文化はこれからも続いていきます。


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