「蔵元と楽しむ美酒に酔いしれる夜」ライブ後レポート
ココカラPARK初のライブ 「蔵元と楽しむ美酒に酔いしれる夜」、ハプニングもありましたが、無事終わることができました!
ご参加いただいたみなさま、そして、葉石先生、蔵元の横山様、誠にありがとうございました。
初ライブだったにもかかわらず、今回20代〜80代の方まで58名のお申し込みをいただき、本当に嬉しかったです。当日ご予定が合わずご参加いただけなかった方もいらっしゃったと思いますので、振り返りレポートを公開させていただきます。
ライブ開催から実施まで
このライブは、コロナでお酒を造っている酒蔵も打撃を受けているというお話をココカラ大学「にほん酒はじめ」講師 葉石先生からお聞きしたのが始まりでした!蔵元を応援したい!何かできないかということで、「オンライン蔵元見学」をする運びになったのです。
出来るだけ早く実施した方がたくさんの方にもみていただけるということで、今回企画決定から告知・募集・準備を経て2週間後に開催いたしました。
いよいよライブ開催(動画視聴できます)
挨拶の後、みんなで乾杯から始まったセミナー♫
長崎壱岐島・重家酒造の「よこやま」の夏酒を事前購入いただいていた視聴者のみなさまも、チャットで「乾杯〜」と入れてくださり、いい感じでのスタートとなりました。
<本日の流れ>
・みんなで乾杯
・ティスティングの仕方をレクチャー
・本日のペアリングメニューの紹介(キウイと塩豆腐)
・「よこやま」夏吟醸のこだわり
・オンライン蔵見学〜長崎県壱岐「重家酒造」
参加できなかった方のためにyoutubeでライブを公開しています。
まさにライブ!途中で接続不良があったり、救急車のサイレンが聞こえたりとありましたが、蔵元横山さんのお話を聞くと、「よこやま夏吟醸」を飲みたくなってしまいます♫
また、葉石先生の香りを楽しむためのテイスティングの方法や、お酒を際立たせるおつまみ(ペアリング)のお話も、家呑みですぐにも真似したいものばかりです。
→蔵元と楽しむ美酒に酔いしれる夜(ライブ動画)はこちらから
ダイジェストでご紹介
*葉石先生によるテイスティングの方法
・ワイングラスのような飲み口部分が少しすぼまっているグラスを準備。
・たっぷり入れすぎず、少しグラスの膨らんでいるところの下ぐらいのところまで入れる。
・まずそのまま色や香りをたしかめてみる。
・そのあとに、テーブルに置いてくるくるとグラスを回す(スワリング)
スワリングをすることで、さらに香りが高まります
*お酒に合うペアリング
お酒は一緒に食べるおつまみで、グッと美味しくなったり、または味が損なうことも。今夜は「よこやま夏吟醸」のフルーティーなお酒に合うおつまみを葉石先生がご用意してくれました。「キウイと塩豆腐のオリーブオイルかけ」です。
*「よこやま夏吟醸」に込めた蔵元の思い
仕込みはじめの2月下旬、壱岐でもコロナに見舞われ、島民の中でも6名の方が感染し、気持ちが沈みがちだった時に、何か気持ちを盛り上げていけるものはないかと思いきって、トロピカルな雰囲気の夏吟醸を作ることにされたそう。ビーチボールと椰子の木、カニさんが踊る可愛らしいパッケージが夏の涼しさを感じさせてくれます。
*いよいよオンライン蔵見学〜重家酒造〜
福岡から高速フェリーで1時間くらいのところにある長崎県の壱岐には、昔は17もの酒蔵がありましたが、今では、日本酒を造っている酒蔵はこの「重家酒造」のみに。1924年創業で培った伝統と、「1に掃除、2にも掃除」ととことん清潔に保たれた蔵では年間を通しておいしいお酒が作れるように、温度や湿度管理もきっちりとされています。
おいしいお酒にはおいしいお水がかかせないとのことで横山さんは、毎日、朝晩、地下88mから汲み上げられる水神様(みずかみさま)にお参りをして酒造りをはじめられるとのこと。40%まで磨いたお米のヌカを徹底的に取り除くのにも400Lもの水を使います。
もう一つ酒造りにかかせないのが米。島内の自然豊かな田んぼで作られたお米、「山田錦」オンリーで造っているとのこと。
米のヌカを徹底的に取り除き、蔵の中もカビや雑菌が発生しないよう綺麗に保っているので、無駄な香りや雑味が出ないそう。だからこそ、無濾過で瓶詰めできるとのこと。重家酒造では、搾ってから3日以内に火入れをして瓶詰します。このフレッシュで香り高いフルーティーな味わいの理由はここにあったのだなあとまた一口とお酒がすすみます。
蔵元のお話を直接聴きたくなった方は
→蔵元と楽しむ美酒に酔いしれる夜(ライブ動画)をご覧ください。
視聴者からいただいたご質問&回答
Q.蔵の中を5度に保っていると言われてましたが、保つのは難しいことなのですか?
A.九州は気温が高いので年間通しておいしいお酒を造るために、蔵の中の温度や湿度管理を徹底的に管理するために、5度に保つようにしています。
蔵の中を冷蔵庫のように5度で保つことで、酵母や原料の管理もしやすくなっています。
Q.夏酒と冬のお酒(ひやおろし)の違いは?
A.よこやまのお酒は、夏は酸があり甘みをおさえ、お料理にも会いやすいような味に仕上げています。反対に冬場は、甘みを出して、味噌などにも合うような濃い感じに仕上げています。
Q.壱岐おすすめのおつまみ、名産を教えてください。
イカやウニ、ガゼ味噌がおすすめです!
Q.壱岐で酒造りをしようと思ったのは水がいいからですか?
A.壱岐は生まれ育った場所なので、ここでもう一度焼酎だけでなく日本酒造りも復活させたいと、壱岐の中でお水がおいしいところを20箇所ほど探した中で、今の地に辿り着きました。
Q.昨年の14号と比べて、甘さがおさえた感じなっていますが、どのように甘さをおさえているのでしょうか?
酵母に糖をどんどん食べさせていくことでアルコールが出てきます。そうすることで甘みをおさえています。今年のはスッキリとしたものに仕上げています。
ライブ後の視聴者のお声をご紹介
その他、ライブ後のアンケートにもたくさんご回答をいただきました。
皆さんあっという間の1時間だったという声が多く、楽しんでいただいたことが何より嬉しかったです!
みなさまからのご意見も踏まえ、2回目、3回目とまた新しい企画を実施していきたいと思います。
<よこやま夏純吟購入オススメ酒販店はこちらです>
・酒舗 七蔵(北海道)https://www.shichikura.com
・さぶん酒店(宮城)https://www.sabun-saketen.com
・籠屋 秋元酒店(東京)http://www.kago-ya.net
・久田酒店(愛知)http://hisada-saketen.com
・今仲酒店(大阪)https://imanaka-sakeshop.com
・酒商山田(広島)sake-japan.jp/top.html
・とどろき酒店(福岡)http://todoroki-saketen.com
呑みたくなった方、最寄りのお店よりお取り寄せください。
売り切れていたらごめんなさい><
よこやま夏吟醸は限定商品のため、上記HPに掲載がない場合がございます。
各酒販店へお電話でお問い合わせくださいませ。